2022-04-14

ADOR (HYBE傘下) ミン・ヒジンCEO、デビュー予定の新ガールズグループについて語る「私たちのグループのエネルギーは絶対に素晴らしい」


HYBE傘下のレーベルADORのミン・ヒジンCEOが、自身が手がける新しいガールズグループについて真摯に答えました。

HYBE傘下では現在、SOURCE MUSICの新ガールズグループLE SSERAFIMがメンバー全員の公開を終え、5月2日のデビューに向けて連日のようにプロモーションを続けています。

一方、HYBEのもうひとつのレーベルADORからも、今年の第3四半期デビューを目途に新ガールスグループの準備が着実に進行しています。

このグループを総括プロデュースするミン・ヒジンCEOは最近公開されたウェブマガジンBe (Attitude)のインタビュー記事の中で、現時点で話せる新ガールズグループの状況を伝えています。

いくつか注目点がありますが、特に気になるのは以下の3点です。


・新ガールズグループのラインナップは2019年末には確定していた

ADORの新ガールズグループは、2019年に開催されたHYBE X SOURCE MUSICのプラス・グローバルオーディションで選ばれた練習生が中心になっています。ミン・ヒジンCEOの言葉によれば、オーディション終了後の間もなく、2019年末にはデビュー組の選定を終えていました。


デビュー組がうわさされるリュ・ハンビは、女優として注目され受賞歴もある有望株でしたが、2019年に突然、女優業を休業して、その後はまったく姿が確認されていません。

彼女は子役の頃からバラエティ番組でTWICEやRed Velvetなど、K-POPガールズグループのカバーダンスを披露してK-POP愛を示していました。アイドル願望も少なからずあったようです。

ラインナップの確定とリュ・ハンビの女優業休止の時期の符合は、彼女のメンバー説の根拠の一つになっています。


・2020年の初めから、彼女たちはおよそ過去2年間トレーニングを受けている

2019年9月にオーディションを開催し、その年末までにオーディションだけでなくキャスティングも完了したADOR新ガールズグループ。ミン・ヒジンCEOは「2020年の初めから、彼女たちはおよそ過去2年間トレーニングを受けています。」と明かしました。

さらに「当初、グループは2021年に立ち上げられる予定でしたが、パンデミックのために延期されました。レーベルは予定より早く立ち上げられたので、2022年にADORの下で初登場します。彼らは私が長い間、新しいガールグループのために具体的な計画を持っていた方向性を提示します。彼らの立ち上げは今年の第3四半期に行われると思います。」とこれまでの経緯と今後の展望を語りました。


ミン・ヒジンCEOの言葉の通りであれば、この2年間にラインナップの変動はなく、同じメンバー編成でグループとしてのスキルアップに努めてきたことになります。

昨年、BTSのMVに練習生Aのリオと共に出演した2人も、ラインナップの一角としてトレーニングを続けている可能性が高いといえるかもしれません。


・すべてデビューのタイミングに合わせて考えると今年の第3四半期になった

ADOR新ガールズグループのデビュー時期に関しては、昨年末の「ユークイズ・オン・ザ・ブロック」出演時には「2022年のできるだけ早くに」と話していたミン・ヒジンCEO。

その後、今年初めにエンターテインメントメディアであるVarietyから、非常に権威のあるリスト「グローバルエンターテインメントに影響を与えた女性」に選ばれた際、初めてデビュー時期について「2022年の第3四半期」と答えました。

そして今回のインタビューにおいても、繰り返し「今年の第3四半期」と語っています。その頃はSOURCE MUSICのLE SSERAFIMのデビュー活動が落ち着き、I-LAND2のデビューグループもまだ、オーディションとその後の処理中と考えられます。ですからADORグループのデビュー時期としては最適ということになります。


ミン・ヒジンCEOが今回のインタビューで最も強調したのは、競争ではなく楽しめる環境を作りたいということでした。CEOは「私は私たちのグループの焦点を習熟度よりも楽しみに設定しました。心から楽しんでいる人から放射されるエネルギーは非常に強力です」と考えを述べました。

さらに「私たちのグループだけでなく、他のレーベルのグループも応援してくれることを願っています。K-POPカルチャーが競争ではなく楽しみのひとつになることを願っています」と言って締めくくりました。

こうした言葉から想像されるADOR初のガールズグループは、競い合う緊張感よりも、楽しさから放たれる前向きで溌剌とした姿のチームです。ミン・ヒジンCEOが長年、理想として思い描いてきたガールズグループの姿がそこに集約されることになりそうです。

通常のセオリーから考えても、事務所内でキャラが被らないように、SOURCE MUSICのLE SSERAFIMとはタイプの違うグループになることも予想できます。

おそらく現在は、7月から9月のデビューに向けて準備の仕上げに入っていると考えられます。ミン・ヒジンCEOの理想がどのようなものなのか?という興味もあります。

「楽しさ」からの輝きを放つADORの新ガールズグループのデビューは、LE SSERAFIMのデビューとその活動が落ち着く7月頃から、一気にその動きを加速させそうです。

(普段のミン・ヒジンCEO - Instagramより)

(ファンによるADOR GIRLS [NEW JEANS] ラインナップ予想の一例)


DC Gallには、リュ・ハンビ、キム・ミンジ、イ・ソヒョン(チェリーの可能性あり)、さらに2人の女の子を含む5人のメンバーからなるグループの可能なラインナップが掲載されました。彼らの年齢は19歳から17歳までの範囲です。4/11


ミン・ヒジンCEO、Be (Attitude)インタビューより(抜粋)

(ハリー・ジュン)
ADORの次のガールグループは、2022年にデビューする海外のK-POPファンのお気に入りのK-POPガールグループになると予測されています。公式メンバーを発表する前から、ファンはそれを「ミンヒジンのガールグループ」と呼んでいます。あなたへの期待がかなり高いことは明らかです。今年デビューするガールズグループの秘密はいつ明らかになるのでしょうか?

(ミン・ヒジンCEO)
2019年9月にオーディションを開催し、その年末までにオーディションだけでなくキャスティングも完了しました。2020年の初めから、女の子たちはおよそ過去2年間トレーニングを受けています。当初、グループは2021年に立ち上げられる予定でしたが、パンデミックのために延期されました。レーベルは予定より早く立ち上げられたので、2022年にADORの下で初登場します。彼らは私が長い間新しいガールグループのために具体的な計画を持っていた方向性を提示します。彼らの立ち上げは今年の第3四半期に行われると思います。

(Park Sanha)
グループの方向性について少しだけおっしゃっていたので、メンバーの方が気になります。

(ミン・ヒジンCEO)
急いでデビューすることは、間違いなくそのような若いメンバーに大きな負担をかけるでしょう。集中的な作業から来る痛みを理解しているので、誰かを急がせたくありません。ただ、ファンが長い間待っていたのも見逃せませんし、タイミングもいいこともあるので、片側を優先するのではなく、可動部分をすべてデビューのタイミングに合わせて考えました。今年の第3四半期でした。

誰もプッシュしていないのに、私たちの女の子はすでに信じられないほどの努力をしています。それでも、彼らはまだ十分ではないことを常に心配しています。私たちの分野の主な目的は、楽しませることです。それは、記録を破ったり、数値でパフォーマンスを測定したりすることから始まったわけではありません。

私が本当に望んでいるのは、誰もが楽しみながら頑張れる環境を育てることです。面白くなければ意味がありません。勤勉な態度は毎朝魔法のように湧き上がることはありません。やる気は楽しむことから始まります。そのため、最善を尽くすには練習も必要です。

そして、その努力からのエネルギーは、明らかに独特の方法でそれらの人々から発せられていると思います。ですから、私は私たちのグループの焦点を習熟度よりも楽しみに設定しました。心から楽しんでいる人から放射されるエネルギーは非常に強力で、

(ハリー・ジュン)
あなたが言ったことをすべて聞いた後、私たちはどのようなグループが見られるのか楽しみです。

(ミン・ヒジンCEO)
私たちは独自の基準を設定し、それに向けて最善を尽くしています。そういう意味では、私たちのグループのエネルギーは絶対に素晴らしいと思います。彼らは常にスキルを磨いています。理想的すぎるように聞こえるかもしれませんが、私が真剣に望んでいるのは、誰もが一緒に楽しめる文化を作りたいと思っています。

私が個人的に本当に残念だと思うのは、楽しみの文化でさえ競争の感覚を伴うということです。適切な程度の競争は健全な種類の緊張を植え付けますが、何かが多すぎると問題になります。私は、若者の労働の改善と認識、そしてアイドルグループの若いメンバーの人権について人々が声を上げるという長年の矛盾を目の当たりにしてきましたが、同時に、彼らは幼い子供たちを評価し批判するとき、厳しい基準と期待を抱かせます。

人々が日常生活で経験する矛盾を彼らの楽しみの卸売りの対象にどのように転置するかは皮肉であり、残念です。今年はたくさんのグループがデビューすることを理解しており、私たちのグループだけでなく、他のレーベルのグループも応援してくれることを願っています。K-POPカルチャーが競争ではなく楽しみのひとつになることを願っています。