ジュウンのことを知ってから丸5年、初めて彼女がこれほど歌える人だと知りました…
DIAのジュウンは最近、自身のYouTubeチャンネルに1本の洋楽カバーをアップしました。今回彼女がカバーしたのは高音が多用され、7オクターブの難曲として知られるマライア・キャリーの名曲「Emotions」です。
それらの多くはミドルテンポからスローのバラード系をピアノ、ギターで弾き語るスタイルで、「Emotions」のような強めのタイプの曲はとてもめずらしいです。
一体どんなものかと聴いてみたところ、あまりに意外でしばらく信じられませんでした。
相当に歌のうまい歌手でも尻込みするこの曲をジュウンは、原曲のキーのままハイトーンとホイッスルボイスまでを完璧に再現して聞かせています。地声とファルセットの切り替えもスムーズで、ジュウンにこんな芸当があったのかと驚くばかりです。
この事実を5年間知らないまま過ごしていたことに愕然としました。そして「どうしてこのような能力をどこでも披露しなかったのだろう?」と思いました。
2019年にジュウンが参加したガールズグループのボーカルNo.1を決めるバラエティー「V-1」で、最初にこれを見せて度肝を抜いてほしかったです。
(再生回数6万に達した動画を著作権の関係上、再アップロードしたようです)
一方、ジュウンがメインボーカルのDIAは、所属事務所POCKETDOLZ Studio(MBK)との専属契約が今年9月で終了します。その直前の8月には、前作から2年2か月ぶりとなる新しいアルバムがリリースされ、これがグループとして最後のアルバムになることが、11日にメディアで報じられました。
DIAは8月のカムバックを最後に解散へ
契約終了をもってDIAは解散となり、メンバーはそれぞれの道を行くことになりました。
尚、ジュウンは2年近く遅れてグループに加入したので、7年契約のほかのメンバーたちと同じ扱いになるかどうかはわかりません。ことボーカルにおいては、イェビンとジュウンには優れたものがあるので、どのような形でもそこは続けていってほしいです。
DIAがリアリティの撮影で日本に滞在した時からもう5年。APRILと同時滞在で、どちらの現場に行こうかと迷ったのが昨日のことのようです(結局、場所が事前に知らされたAPRILの昭島の現場に行きました)。
DIAは宿泊先の東京ベイ有明ワシントンホテルから近い、お台場の海浜公園へと向かうプロムナードで路上ライブを行いました。この時が、まだお披露目前の新メンバーだったジュウンとソミの事実上のデビュー演奏でした。
その他の情報…
ジュウンのマライア・キャリーには驚きましたが、昨夜のインスタストーリーにも少し驚くことがありました。「ジュウンちゃんにあいたい」との日本のファンのコメントにジュウンは「私も」と日本語で返していました。
日本でのリアリティ撮影時には、日本語が得意だとしてメンバーを率先して先導していましたが、その日本語力はホンモノのようです。
ジュウンとイェビンは最近、同時に同じ音楽プロデューサーのインスタをフォローしていました。何かがあるのでしょうか? 気になるところです。
【追記】
ジュウンが歌う「Emotions」の特徴は、歌いだしの音(E5)が絶妙にフラットしていることです。マライア、そしてアリアナのカバーにはフラットは確認されませんでした。5度の音が若干フラットすると、ブルージーで気だるいムードが増します。しかし、やり過ぎるといやらしくなり、また音楽的にも崩れてしまいます。
E5は高いので声が届かずフラットしてしまうのか?とも思いましたが、必要ない部分ではフラットさせずに歌っているので、それはないと思います。フラットが意図的なものなのか、それとも直感的なものなのか? それは本人に聞いてみないとわかりません。