iCON Zガールズグループオーディションで、7人が最終デビュー組入りを決めた中、脱落した3人の今後にも注目が集まっています。
今回、惜しくも落選したのは、AYUNO、TSUKUSHI、UNOの3人。
落選者たちを前に、ØMIプロデューサーは「この結果は完全に僕が決めました。今日は落選という形で発表されましたが、落選という言葉がこれほど似合わないことはないです。3人の姿勢や今日のステージでの姿を見て、この3人をこのタイミングで世に出したくないなと思いました。この3人が中心となった次の時代が来ることを確信しています。その時までに、アーティストとしてしっかりと成長してほしいし、胸を張ってほしい」とコメントしました。
また、3人それぞれに対しても率直な所感を伝えましたが、気になったのはAYUNOに対するコメントです。
AYUNOは「正直、悔しい気持ちはあります。だけど絶対にこれで終わりじゃないと思うし、自分の年齢的にもまだ少し早すぎたのかなと思います。もっともっと努力して自分に磨きをかけていきたいと思います。私はトップアーティストになることが夢なので、絶対にそれは諦めないし、誰よりも自信がある。それを生かして、次につなげたいと思います」と新たな決意を述べました。
これを受けてØMI PDは「僕の中で、このオーディションの大きなハイライトと言える存在。AYUNOと出会った時の衝撃がすごく大きくて、昨日のことのように覚えています。ずっと言い続けていますが、そのオーラはAYUNOにしかないし、世界に出ていく良いタイミングが必ず来るはず。自信を失わないでほしいし、もっと言うと、あまりにも良かったから今回は合格させなかった。これからも一緒に努力していけたらと思います」と話しました。
このコメントの最後のフレーズ「あまりにも良かったから今回は合格させなかった。これからも一緒に努力していけたらと思います」がとても気になります。
特に「これからも一緒に努力していけたら」という言葉からは、ØMI PDの中でAYUNOは切って終わった存在ではなく、むしろ今後にあるかもしれない別のプロジェクトにおいても、重要な存在になることを示唆しているようにも感じました。
ØMI PDはReal Soundのインタビューにおいて、iCON Zの話が舞い込む以前から、個人的にガールズグループをプロデュースする願望があったことを明かしていました。会社発信ではなく、自らそのプロジェクトを立ち上げることまで考えていたようです。
そうであれば今回のデビュー組が最初で最後ではなく、まだ他にもグループを作ることをイメージしているとしてもおかしくはありません。
もちろんそれは早急な話ではありませんが、年齢も含めたAYUNOの成長の歩幅に合わせて、次のガールズグループのプランもあたためていきたいという思いをØMI PDのAYUNOに向けた言葉から感じました。
それほどにAYUNOが秘めたポテンシャルには計り知れないものがあります。もし、今回のデビュー組とは別のガールズグループを作るとするなら、JYPがTWICEの次にITZYを送り出したように、キャラとコンセプトが全く被らないチームにするはずです。
そしてその新しいグループにAYUNOはなくてはならない存在であり、AYUNOを中心にチームを組み立てていくことさえ考えられます。数年後、AYUNOは時代のアイコンになっていてもおかしくない存在です。
そうした未来の姿を、ØMI PDを始めとするプロデューサー陣は、14歳の今のAYUNOの背後に透かして見ているはずです。今、キープしておかなければ、YGあたりに引き抜かれたとしても何ら不思議はありません。
(AYUNOとØMI PDのコメントのソースはこちら)