2022-11-30

TEDDYが代表のTHEBLACKLABEL、最初のガールズグループの最後のメンバーを探すオーディションを開催


YGの天才プロデューサーTEDDYがいよいよ動き始めました。

BIGBANG、2NE1、BLACKPINKなど、YGエンターテインメント所属のアーティストたちを次々手がけ、卓越したセンスで彼らをスターダムに押し上げてきた音楽プロデューサーのTEDDYが、新しいガールズグループのためのオーディションを開催します。

これは自身が代表を務めるTHEBLACKLABELの最初のガールズグループの最後のメンバーを募集するもので、29日にはその概要を伝える動画が公式Twitterで公開されました。


TEDDYがTHEBLACKLABELを通じて、新しいガールズグループの準備を進めていることは以前から知られていました。


THEBLACKLABEL所属のチョン・ソミは、自身のVlog「I'm Somi」の中で、デビューを目指して月末評価を受ける女性練習生たちの姿をシルエットで紹介したことがあります。この頃からファンは、THEBLACKLABEL直系のガールズグループが、やがて誕生することを察していました。



メンバー入りの可能性があるとみられているのは、THEBLACKLABEL所属の子供モデルであるエラ・グロスです。彼女は13歳で現在は米国ロスアンゼルス在住。インスタのフォロワー数は11/30付で424万人に達しています。


エラ・グロスは卓越したダンススキルでも知られており、つい先日には彼女がTHEBLACKLABELのダンス練習室で撮影した写真が話題になりました。

ファンはこの写真をきっかけに、エラがTHEBLACKLABELの最初のガールズグループでデビューするかもしれないと期待を寄せました。

BLACKPINKのジスはデビュー前に、エラ・グロスと同じようにモデルなどの活動をしていた時期があります。ですからエラもジスのように、将来ガールズグループ入りしてもおかしくはないとする声もあります。


またエラは、小さい頃からBLACKPINKメンバーたちとの交流があることでも知られています。今月LAで開催されたBLACKPINKの北米ツアー会場にエラは自ら足を運び、ライブ参戦後にはメンバーたちとの再会を果たしました。この様子は彼女自身がインスタストーリーで知らせました。


一方、YGエンターテインメントは2023年上半期デビューを目処に、BLACKPINK以来の新ガールズグループBabyMonsterを準備中と伝えられています。すでにメンバー構成は確定済みとみられ、統括プロデューサーはBIGBANGのG-DRAGONとする説が有力です。

少し前に拡散されたBabyMonsterの練習室の写真には、「6年間のトレーニングのあとに家に帰るのですか?」というヤン・ヒョンソク元YG代表の言葉が掲げられています。

この言葉はG-DRAGONがBIGBANGでデビューする前に、元代表からかけられた言葉で、それを彼はそのままBabyMonsterへの戒めとして引用していると考えられています。

(THEBLACKLABELのTEDDY代表)

これまでYGのガールズグループは、楽曲制作のほとんどをTEDDYに頼ってきました。TEDDYなくしてBLACKPINKのここまでの成功は考えられません。

しかし、BabyMonsterに関してはTEDDYはノータッチとみられています。代わりにYGは今年の夏に大規模なソングキャンプを開催し、欧州など各国から優秀なプロデューサーたちを招集してBabyMonsterの楽曲の用意に力を入れていました。

(2022年のソングキャンプに参加したプロデューサー陣)

TEDDYはTHEBLACKLABELの最初のガールズグループに専念するために、BabyMonsterには関与していないと考えられています。

今回開催されるオーディションにより、最後のメンバーが決定するまでには、まだしばらくの時間を要するとみられています。またメンバーが決まっても、そこからデビュー日までは一定の準備期間が必要なはずです。

そうなると、THEBLACKLABELの最初のガールズグループは2023年前半をオーディションとデビュー準備にあて、実際のデビューは2023年後半から2024年前半頃になるとの見方もあります。

そのタイミングであれば、YGのBabyMonsterとは被らずに済みます。また、もしエラ・グロスがメンバー入りするなら、その頃には14~15歳になっているので年齢的にも適齢になっています。

果たしてTEDDY 対 G-DRAGONのガールズグループ対決が現実のものとなるのか? 双方から目が離せない状況が続きそうです。