日本の歌手・あいみょんの過去曲が韓国で再注目されています。
シンガーソングライター・あいみょんが2017年にリリースした「愛を伝えたいだとか」が、韓国の主要音源チャートMelonの4月16日付チャートで97位にランクインしました。
この曲は3月25日付の同チャートで177位にランクインすると、その後順調に順位を上げ、2週間後の4月8日には129位に上昇。さらにそこから約1週間後の4月16日には、ついに100位圏内の97位にランクインしました。
(「愛を伝えたいだとか」メロンチャートの推移)
なぜ、ここへ来てのあいみょんなのか?またなぜ、数ある楽曲の中でも「愛を伝えたいだとか」にスポットが当たっているのか?
具体的な理由はわかっていないものの、再注目の要因のひとつと考えられるYouTube動画があります。
主に韓国国外の楽曲の歌詞に独自の韓国語翻訳を付けて人気のYouTuber「직키(Zickii)」が、今年1月24日に「愛を伝えたいだとか」を公開したことがきっかけのひとつになっているようです。
この動画は公開から約2か月で再生数356万回に達しています。直近の数か月間に「직키(Zickii)」のYouTubeチャンネルで公開された動画の中では特に多い再生数です。
5位にランクインしている日本のアーティストimaseの「NIGHT DANCER」(2022)も、今年2月13日に「직키(Zickii)」が公開した楽曲です。日本の昔のアニメを取り入れた映像も人気で、4月18日現在、再生数423万回に達しています。
実はK-POP好き?、SUPER JUNIOR ウニョクのファンだったあいみょん
「愛を伝えたいだとか」のチャート上昇をきっかけに、あいみょんのデビュー前にも関心が高まっています。
あるオンラインコミュニティでは『驚くべきことに、スーパージュニアファンクラブ「エルフ」出身でウニョクのファン出身です。』とのコメントと共に、あいみょんが過去にコンサートに行った時の写真も投稿されました。
それによれば『あいみょんという芸名も当時Kポップにハマっていた彼女に友人が、韓国人らしい名前を作ってくれると、本名の森井愛美のアイミとテヨン、ヒョヨン、ナヨン、チェヨンのような韓国らしい響きであるヨンを合わせて、アイミ+ヨン=Aimyon=あいみょんという芸名を付けてくれたと過去のラジオ番組で明かしたことがあります』とのことです。
あいみょんはIUと名前も似ていてシンガーソングライターという点で、韓国では「日本のアイユ」として知られています。二人は人気がとてもがあるいう点も似ています。