2018-05-29

AOA、前作から1年5ヶ月ぶりに新曲「Bingle Bangle」でカムバック! チョア不在の空間は果たして埋められたのか?


さて、AOAです。昨日、公開後すぐにMVを見ていましたが、どう切り出すべきか考えあぐねて丸一日以上過ぎてしまいました。

どうしても最初はチョアのことを考えてしまいました。「チョアのいないAOAはルーのないカレーだ」などの過去に見たツイートが脳裏を巡りました。ユナはボーカルとヘアスタイルをチョアに寄せているし、なんだかしっくりこない… こうした否定的な言葉ばかりが浮かんでいました。

けれど、一日経って改めてMVを見て曲を聴くと、もうこれはチョアとは関係ない、新しいAOAなんだと気づきました。曲もチョア時代の短調のアクの強いものではなく、「Get Out」「MOYA」以来、5年ぶりの長調のタイトル曲で、トロピカルにあっけらかんとしています。そして、ソルヒョンやヘジョンを始め、メンバーは変わらずきれいでかわいいです。これからのAOAはこういうことなんだなと理解しました。




あと、同期のEXIDのことも考えていました。EXIDもメインボーカルのソルジがいなくなって久しく時が過ぎました。楽曲もソルジ主体の「サビで声張り上げ系」から、「Night Rather Than Day」のような都会的な路線にシフトしました。「Night Rather Than Day」はそれまでのEXIDとはまったく違う新境地の名作でした。

ただ、チョアの場合、グループのメインボーカルであるだけでなく、AOAのイメージを決定づけるアイコン的存在だった上、声質、キャラクターのインパクトが大だったため、どうしても最初は物足らなさを感じるのは仕方ないと思います。でも、それも少しずつ慣れるものだとも思います。

ですからユナも無理にチョアに寄せようとしないで、ユナのままでいればいいと思います(事務所の指示かもしれませんが…)。チョアがいないのは寂しい。これは否定できません。けれども、もし今夏もかつてのように、AOAが日本にやって来たら、きっと駆けつけると思います。そして、生まれ変わったAOAを、この目で確かめたいと思います。

(ユナとヘジョンがトレーニングを本当にがんばったことが、力強さを増したボーカルから感じ取れます。メンバーたちはデビュー以来の早朝レッスンをしたと聞きました)