2019-09-21

OH MY GIRL、「QUEENDOM」のカバーステージ「Destiny」が韓国で大反響…21日現在、YouTube急上昇ランク1位、Bugs1位、NAVER1位


OH MY GIRLがカバーした「Destiny」が、韓国で熱い反応を得ています。

19日に放送されたMnet「QUEENDOM」の2次コンテスト後半戦で、OH MY GIRLは参加グループLOVELYZの「Destiny」を、独自のアレンジとダンスでカバーしました。

韓国の伝統楽器を取り入れた、趣きのある洗練された編曲は、原曲の旋律の美しさを引き立てました。また、スンヒ、ヒョジョン、ビニを中心とした、時にオケとのバランスを欠くほどの熱唱は、聴く者の胸を打ちました。

さらに、ジホやアリンらの儚げな声との対比は、哀しみをダイレクトにぶつけるばかりではなく、一歩引くことでそれを際立たせていました。OH MY GIRL流のコンセプトを内包した芸術的なダンスも素晴らしかったです。


そして、この時の舞台映像と音源は、19日の公開直後から韓国で人気を集め、21日現在YouTube急上昇ランク1位、Bugs1位、NAVER1位と大きな反響を呼んでいます。

また、NAVER TV CASTでも動画が1位になったほか、Melonには「QUEENDOM」の全音源で唯一のチャートインを果たすなど、今では音楽番組1位も普通になったOH MY GIRLとしても、過去にないほどの反応を得ています。



こうした状況を踏まえてあらためて動画を観ると、やはりOH MY GIRLのボーカルの真摯さが、この舞台の感動の中心にあると感じました。生歌全開のため、盛り上がる後半ではボーカルが前に出過ぎてオケが聴こえないほどですが、その真剣さが胸を打ちます。

特にボーカルの柱であるスンヒとヒョジョンによるハモりのロングトーンは、この舞台でのひとつの頂点を築いています。


放送の中でOH MY GIRLは、参加した6組のグループが「上、下」で決める評価で1位を獲得しました。

舞台を終え楽屋に戻ってきたスンヒは涙を流し、「メンバーたちが練習期間中に努力してくれたのもありがたかったし、観客の歓声が本当に大きかった。昨日は私が小さくてつまらない人間だったが、半日で歓声を受ける人間に成長した。「Queendom」に出演して私という人間の価値について、その真実を見つけたような気がする」と語りました。

こうした思いが視聴者に直接伝わった結果が、この舞台に対する反響だったと思います。

 OH MY GIRLの舞台に目に涙を浮かべるAOA ソルヒョン

2次コンテストのAOAとOH MY GIRLのカバーは特に素晴らしく、今後、自分たちのレパートリーに加えることも充分可能なレベルだと思いました。最終的な順位が発表されるのは26日ですが、その結果には関係なく突出した2つの舞台でした。