Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2017-12-18

AOA、チョア脱退後に初めて6人で日本のステージに立つ…新メインボーカルとなったユナの仕上がりは?


AOAが6人の新編成でステージに帰って来ました。

16日と17日に千葉の幕張メッセで開催された「2017 FNC KINGDOM IN JAPAN -MIDNIGHT CIRCUS-」にAOAが参加しました。AOAが6人組の新体制で日本のステージに立つのは今回が初めてのことでした。

メインボーカルにしてエース的存在のチョアが6月に脱退を宣言し、AOAは6人組になりました。その後はいくつかのスケジュールはあったものの、グループとしての活動はほとんどなくなっていました。今年下半期はソロ活動に集中していたAOAでしたが、久しぶりに音楽的な活動でステージに戻って来ました。






今回の「FNC KINGDOM」でAOAが歌ったのは「Excuse Me」「愛をちょうだい」「Like a cat」「胸キュン」の4曲。注目されたのは、チョアというボーカルの柱が抜けたAOAは、果たしてグループとして音楽的に充分に機能しているのか?という点です。そして最も視線が向いたのは、チョアに替わってメインボーカルを任されたユナでした。




少し前にメンバーのミナは、「ユナとへジョンがボーカルのトレーニングをしっかりして準備している」とインタビューで語っていました。果たしてそれがどの程度までなのか?というのが一番気になるところでした。


AOA - Excuse Me



これだけでは分かりづらいので、今月5日にAOAが出演した「ドリームロックフェスティバル」からのfancam映像も観てみます。

Excuse Me


Heart Attack



もちろん、チョアのあのタイトでアクの強いボーカルとは比べるべくもないものの、ミナの言う通り、ユナもヘジョンも相当にトレーニングを積んだことがうかがえます。どちらも声量と、声の力強さが増しています。「Excuse Me」の一部では、ユナの声がチョアのように聞こえる部分もあるので、ユナはチョアを意識して訓練してきたかもしれません。ヘジョンも最初の頃に比べて格段に進歩しているようです。








正直に言って、チョアのいないAOAなどまともに機能しないのでは?と思うところもありましたが、ユナもヘジョンもがんばったおかげで、音楽的にもそこまで不満足な感じはありませんでした。あとは、今の新体制にあった楽曲を用意すれば、かなりサマになるのではないでしょうか?思い切った路線変更もアリだと思います。

AOAは来年、2~3月のカムバックを目処に準備中とのことです。この感じならば、次のカムバックがどのようなものになるのか期待できます。そしてできれば来年こそは、毎年夏に恒例の日本での新曲リリースイベントをまた再開してほしいです。今年はあれがなかったので、とても物足らない夏でした…。


AOA YUNA ft SF9 INSEONG "We don't talk anymore"





Posted in  on 12/18/2017 by TEN |  

人気記事 (過去 30 日間)

アーカイブス