AOAが6人の新編成でステージに帰って来ました。
16日と17日に千葉の幕張メッセで開催された「2017 FNC KINGDOM IN JAPAN -MIDNIGHT CIRCUS-」にAOAが参加しました。AOAが6人組の新体制で日本のステージに立つのは今回が初めてのことでした。
メインボーカルにしてエース的存在のチョアが6月に脱退を宣言し、AOAは6人組になりました。その後はいくつかのスケジュールはあったものの、グループとしての活動はほとんどなくなっていました。今年下半期はソロ活動に集中していたAOAでしたが、久しぶりに音楽的な活動でステージに戻って来ました。
今回の「FNC KINGDOM」でAOAが歌ったのは「Excuse Me」「愛をちょうだい」「Like a cat」「胸キュン」の4曲。注目されたのは、チョアというボーカルの柱が抜けたAOAは、果たしてグループとして音楽的に充分に機能しているのか?という点です。そして最も視線が向いたのは、チョアに替わってメインボーカルを任されたユナでした。
少し前にメンバーのミナは、「ユナとへジョンがボーカルのトレーニングをしっかりして準備している」とインタビューで語っていました。果たしてそれがどの程度までなのか?というのが一番気になるところでした。
AOA - Excuse Me
171216|| اياواي اثناء أداء اغنية Excuse Me في حفل مملكة FNC في اليابان - اليوم الأول 💗pic.twitter.com/Gu9plmDd3b— Arab Elvis (@aoaArab) 2017年12月16日
— 센터 오브 더 유니버스 (@19930810net) 2017年12月17日
これだけでは分かりづらいので、今月5日にAOAが出演した「ドリームロックフェスティバル」からのfancam映像も観てみます。
Excuse Me
Heart Attack
もちろん、チョアのあのタイトでアクの強いボーカルとは比べるべくもないものの、ミナの言う通り、ユナもヘジョンも相当にトレーニングを積んだことがうかがえます。どちらも声量と、声の力強さが増しています。「Excuse Me」の一部では、ユナの声がチョアのように聞こえる部分もあるので、ユナはチョアを意識して訓練してきたかもしれません。ヘジョンも最初の頃に比べて格段に進歩しているようです。
正直に言って、チョアのいないAOAなどまともに機能しないのでは?と思うところもありましたが、ユナもヘジョンもがんばったおかげで、音楽的にもそこまで不満足な感じはありませんでした。あとは、今の新体制にあった楽曲を用意すれば、かなりサマになるのではないでしょうか?思い切った路線変更もアリだと思います。
AOAは来年、2~3月のカムバックを目処に準備中とのことです。この感じならば、次のカムバックがどのようなものになるのか期待できます。そしてできれば来年こそは、毎年夏に恒例の日本での新曲リリースイベントをまた再開してほしいです。今年はあれがなかったので、とても物足らない夏でした…。
AOA YUNA ft SF9 INSEONG "We don't talk anymore"