ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2018-04-11

【名曲プレイバック】KARA スンヨンが2012年にリリースしたソロ曲「Guilty」…音楽番組での名唱をもう一度


「Guilty」は2012年にリリースされたKARAのソロ曲を収録したアルバム「KARA COLLECTION」の1曲で、メインボーカルのスンヨンが実人生に基づいて作詞、歌ったロックナンバーです。

明るく可愛いイメージのKARAからは想像もつかないこの曲を知って、私は本気でK-POPに興味を持つようになりました。このブログの前身でも「Guilty」のことばかり書いていたのを思い出します。今でも折に触れて聴き返す特別な曲です。

スンヨンは元々歌手志望ではなく、両親が敷いたレールに乗って医学の道を志し、アメリカに留学していた人でした。スンヨンはインタビューで、いつも両親の言うことをよく聞く優等生だったと回想しています。






しかしスンヨンはどうしても内なる歌手への願望をあきらめきれず、初めて両親を裏切って、密かに歌のオーディションを受けたのです。それが後のKARAの東京ドーム公演へと続く、奇跡の成功ストーリーのはじまりでした。

KARAは決して最初からうまくいったわけではなく、デビューしてしばらくはまったく売れず、最初のメインボーカルが脱退するなど崖っぷちの状態でした。そこからスンヨンはバラエティで身体を張ってKARAをアピールし、後にハラ、ジヨンの加入により成功へと向かうことになる、KARAの活動の礎を築いたのです。

「Guilty」にはそうした自身の実体験が反映されています。なぜ、こんな思いをしてまで、自分はこの道を行かなければならないのか? 例えどんなことがあろうと、私は自分を信じて歩いて行く… という決意が「Guilty」の歌詞には込められています。





「Guilty」は一度だけ、音楽番組で新曲として披露されました。それが2012年12月に放送された、MBC「音楽中心」の野外ステージでした。

この放送は数日前に、深夜の港で事前収録されました。冬の夜の港は風も冷たく、おそらく氷点下の寒さの中、スンヨンはこの曲の収録に臨みました。映像にはそうした厳しさが、緊張感あふれる演奏となって表れています。

もう6年も前になる、一度限りの演奏なので知らない方も多いと思い、ひさしぶりに記事を書いてみました。あらためて聴き返しても、胸に深く響く名曲・名唱です。








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