Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2018-06-12

【PRODUCE48】Mnetのアン・ジュンヨンPDとキム・ヨンボム局長が、番組の基本方針と誕生するガールズグループについて説明「共通の夢をかなえていく友情、成長というキーワードを描きたかった」


11日に行われた「PRODUCE48」の制作発表会では、Mnetのアン・ジュンヨンPDとキム・ヨンボム局長が記者との質疑応答で、番組のコンセプトや最終グループの活動方針などを具体的に語りました。

ファンが長らく疑問に思っていた点についても明確に答えています。

以下にその骨子をまとめます。




会見に先立ち、アン・ジュンヨンPDは「他の国とひとつのプログラムを行うのがとても難しいが、練習生たちがひとつの目標を達成するためにみんな熱心にしている。多くの期待をお願いする」と記者団を前にあいさつしました。


・最終グループは12人、スクエア制はなし
番組から最終的に誕生する新しいガールズグループは12人と発表されました。これについてアン・ジュンヨンPDは「『プロデュース48』は『プロデュース101』シリーズではあるが、シーズン1、シーズン2と違って、日本との合弁プログラムでは少し違っていたらという思いがあった。11人の奇数という感覚にいくつかの懸念点がある。プログラムをそのように進行したくはなかったので、偶数にした。10人よりひとりでも多くに、チャンスを与えなければならないだろうという考えで12人に決めた」と明らかにしました。

また、韓国側6人、日本側6人というスクエア制ではなく、国民プロデューサーの選択により、日韓の比率は関係なく最終メンバーが決定することも知らされました。


・投票は韓国側からのみ可能
当初は韓国人練習生は日本側が選び、日本人練習生は韓国側が選ぶとのシステムが報じられましたが、発表会で投票は韓国側のみによって行われると明言されました。この理由についてキム・ヨンボム局長は「韓国と日本で同時に放送するが、投票システムは別個である。AKBシリーズのグループは、日本国内で圧倒的な人気を得ていて、認知度がない韓国の練習生たちと競争するにはあまりに大きな差が出る。ゼロから始めるためには、韓国だけで投票を受けなければならない」と説明しました。


・なぜ、活動期間を2年6ヶ月としたか?
「PRODUCE48」最終グループの活動期間が、以前のシーズンより大幅に延長された理由についてキム・ヨンボム局長は「前のグループの活動期間は、当時最適化された時間だった。グループも彼らのファン層も明確な終わりを見ることができるよう、年末に終わりが来るようにした。多くの試行錯誤の末、今季のグループの活動期間を延長することになった。とても短い期間に全世界で旺盛な活動を行うことは困難だった。(2年6ヶ月は)各練習生の所属事務所も同意した部分」と説明しました。


・日本での活動は日本のAKB48システムに準拠する
新しく誕生する日韓混合グループは、韓国活動では韓国式に、日本活動ではAKB48式に活動すると発表されました。これについてアン・ジュンヨンPDは「プロデュース101とAKB48のシステムを結合して、韓国と日本の練習生が一緒に一団となって、ひとつの夢を目指して走って行く過程を追う。AKB48で適用されたファンと疎通するシステムは、プログラムで誕生するガールズグループが日本で活動する場合、それに適した形で活動することになりそうだ。プログラムではなく、プログラムの後に誕生するアイドルがより重要だ」と強調しました。




・練習生の投票方式について
アン・ジュンヨンPDは「選抜方式の大きな変化はない。ただし、11人が12人に変わり、発生する投票人数の違いは今後どのようにするか、制作陣が引き続き議論している途中。今回のシーズンも昨シーズンと同様に、制作陣がまだ見ていない練習生の魅力を、国民プロデューサー視聴者の方々が、より多く見られるように、ファンカムをはじめ、様々な映像をオンラインで公開する予定。多くの関心を持っていただきたい」と説明しました。


・あえて日韓合作プログラムを作成した理由は何か?
韓国と日本の反感が想定される中、こうしたプログラムを企画した理由についてアン・ジュンヨンPDは「Mnetは『Music Makes One(ミュージックメイクスワン)』というスローガンを掲げた。韓国と日本という特殊性ではなく、アジアのあるいはグローバルでアイドルを夢見ている友人が一カ所に集まって、共通の夢をかなえていく「友情」「成長」というキーワードを描きたかった。日韓戦として見てくれなければいい」と答えました。


・韓国の練習生が実力に勝るという意見について
アン・ジュンヨンPDは「多くの方々がそのように考えているが、実際には文化の違いだ。韓国はデビュー前に、ある程度の基本技術と実力が成長した状態でデビューするが、日本では基本技術が中心ではなく、デビュー後に活動をしながら成長する。『プロデュース48』の今週の放送を見れば、韓国と日本のアイドルの文化の違いを感じることができるだろう」と予告しました。


・日本側の右翼議論について
日本の練習生AKB48が右翼性向を示し、プログラム開始前から韓国で議論があったことについてキム・ヨンボム局長は「すべてのものは会話だ。南北関係まで飛躍的に申し上げることはできないが、最初の出発点と壁を越えるためには、対話と文化交流が必要だと思う。複数の議論を確認した結果、AKB48の所属事務所であるAKSは、政治的理念とは何の関係もないエンターテインメント企業。私たちも同じように政治性向に触れる理由もなく、意向もない状況だ。対話に関連する話がプログラムを介して繰り広げられる予定だ。愛情をもって見てほしい」と頼みました。

また、制作陣は「AKSは総合エンターテインメント文化企業として、どのような政治的色彩も持っていない。Mnetは文化交流に集中している」と、公式立場を伝えました。


・「PRODUCE48」がめざすものとは?
「PRODUCE48」が番組として、最終的に何をめざすのかについて局長は「最近の音楽業界は、世界的に眺めるしかない。私たちが見たときに、北米市場やイギリスをはじめ、メインストリームで動いている多くの活動に比べ、アジアの地位がますます高まっている。だから拍車をかけていかなければならないタイミングだ。今の音楽業界の市場2位が日本である。韓国はK-POPが世界的に活動を広げて1位を占めている状況である。両国が力を合わせて音楽市場を作る、アジアの大きな流れがキーワードになって、日韓合作プロジェクトを進行することになった」とプログラム誕生のきっかけを説明しました。

また、精神的な理念として「ただの芸能プログラムに過ぎないが、韓国と日本の両国の練習生たちがひとつの合作で夢を追いかけるプロセスを介して、政治と理念を超えた対話を作成し、各国を介して相互に理解することができる距離が生まれれば『プロデュース48』としては最高の成果を成し遂げたのではないかと思う」と語りました。





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