3次順位発表式の結果は、さらに予想困難な最終回を予感させました。
24日、韓国Mnetと日本のBSスカパーで放送された「PRODUCE48」第11回では、いよいよ来週に迫った最終回へ進出する20人が決まる、3次順位発表式の模様が公開されました。20人に選ばれれば、最終デビューグループ入りの挑戦権が得られるだけに、今までにも増して緊張感ある発表式となりました。
全体としては、2次順位発表式で韓国練習生に圧倒されていた日本側の練習生が、12人のデビュー圏内に7人を送り込んで、前回のリベンジをしたという印象でした。1位には初めてトップ席に座った宮脇咲良、2位には宮崎美穂がランクインしたのを筆頭に、6位に竹内美宥、8位に白間美瑠、9位に矢吹奈子、10位に下尾みう、11位に本田仁美と、日本人練習生の四文字の名前が、12位圏内ランキングの過半数を占めました。
一方の韓国側は、放送最初の頃の順位ではトップ3を保っていたアン・ユジンが14位に降下したほか、コンセプト評価「Rumor」のメインボーカルで話題をさらったクォン・ウンビが、12位ギリギリにランクインした発表の瞬間、驚きに会場が静まり返るという場面もありました。
しかし、イ・チェヨンの3位のように、大幅ランクアップした例もあります。また、カン・ヘウォンはここで残るかが勝負所でしたが、1ランク落としただけの4位にとどまり、人気が安定していることを実感させました。
1位 宮脇咲良
2位 宮崎美穂
3位 イ・チェヨン
4位 カン・ヘウォン
5位 イ・カウン
6位 竹内美宥
7位 チャン・ウォニョン
8位 白間美瑠
9位 矢吹奈子
10位 下尾みう
11位 本田仁美
12位 クォン・ウンビ
02 宮崎美穂
03 イ・チェヨン
04 カン・ヘウォン
05 イ・カウン
06 竹内美宥
07 チャン・ウォニョン
08 白間美瑠
09 矢吹奈子
10 下尾みう
11 本田仁美
12 クォン・ウンビ
13 ハン・チョウォン
14 アン・ユジン
15 キム・ミンジュ
16 チェ・イェナ
17 高橋朱里
18 チョ・ユリ
19 キム・チェウォン
20 パク・へユン
21 キム・ナヨン
22 村瀬紗英
23 キム・ドア
24 後藤萌咲
25 チャン・ギュリ
26 ホン・ユンジン
27 キム・シヒョン
28 ワン・イーロン
29 ナ・ゴウン
30 イ・シアン
【PRODUCE48 デビュー圏内の12人】
13位 ハン・チョウォン
14位 アン・ユジン
15位 キム・ミンジュ
16位 チェ・イェナ
17位 高橋朱里
さらに、13位以下には上記のような有力な練習生たちが控えています。シーズン1では最終回に17位から、一気にランクアップして11人のデビューグループ入りを果たした例もあります。ことに、最終回は練習生ひとりのみを選択(1ピック)する投票に変わりますから、予想もしない大変動が起きても不思議ではありません。18位のチョ・ユリ、19位のキム・チェウォン、20位のパク・へユンにとっても、まったく同じことです。
ところで、脱落した10人は結果として、惜しくもこうなりはしましたが、実力やビジュアルで決して上位20人に劣るものではなく、むしろ、なぜここにいるのか不思議な練習生もいるくらいです。私は最初にこのメンバーを見て「余裕でもう1チーム作れるなぁ」と思いました。
ホ・ユンジンとナ・ゴウンでボーカルの柱は築ける上、ビジュアルもワン・イーロンやキム・ドア、村瀬紗英などがいるので問題なし。イ・シアンのような愉快なキャラクターもいるので、実はグループとしてバランスがいい気がしました。特別にもう1チーム作っても面白そうです。コンセプトはどちらかと言えばガールクラッシュ寄りで。
31日の最終回では、練習生ひとりのみ選択で、オンライン投票と生放送文字投票の合算から最終12人が選出されます。そしてこの12人はグローバルな新人ガールズグループとして、韓国は元より日本などアジアを股に掛けた活動に入る予定です。
2年6ヶ月の活動期間で、最初の1年6ヶ月は韓国活動に専念。次の1年は日韓の兼任活動可となっています。また、双方の合意があれば、さらに活動期間の延長も可としています。