Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2019-01-09

CRAYON POP「FM」のMONSTER FACTORYが作曲、SNH48のもうひとつのK-POP系ユニット"BLUEV"のオリジナル曲「My Key」が秀逸


7SENSESと並ぶSNH48の、もうひとつのK-POP系ユニットをご紹介します。

上海SNH48は2016年に日本のAKB48グループと袂を分かって以来、AKB楽曲の中国語バージョンやJ-POPテイストのオリジナル曲路線と、K-POPスタイルを中心とした脱アイドルのアーティスト路線の2つの道を推し進めて来ました。

後者の代表格がいつもご紹介している7SENSESで、さらにもうひとつ、"BLUEV"という5人組の派生ユニットがあります。BLUEVは2018年2月3日に開催された、SNH48グループ第四回リクエストアワーで結成が発表されたチームで、現在のSNH48の人気メンバーが顔をそろえています。


また、BLUEVは7SENSES同様、作曲・編曲、ダンス振付などをオール韓国人スタッフで固めており、メンバー自身が韓国の有名ダンススタジオで直接指導を受けています。

2018年9月にリリースされた1stEP「MAMI」には全4曲が収録され、内2曲はCRAYON POP「FM」をシンサドンホレンイと共作したMONSTER FACTORYが担当しています。タイトル曲「MAMI」はMONSTER FACTORYの手によるもので、ガールクラッシュ系の7SENSESとは被らないように、TWICEを思わせるスポーティーで元気系の楽曲でした。


「MAMI」は正式にMVも公開されていて、今までに何度か観てはいたものの、個人的にはあまりアンテナに引っ掛かりませんでした。ですが最近、同じくMONSTER FACTORY作曲のアルバム収録曲「My Key」を初めて聴きました。これがとても良かったです。

「MAMI」とは違う、どちらかと言えばガールクラッシュ系で、音楽的にはRed Velvetを思わせました。タイトでポップでオシャレな造りです。


また、もうひとつのアルバム収録曲「Be My Love」も秀逸でした。米国の映画「ハイスクールミュージカル」をモチーフとしているらしく、ブルースノートの音階はカッコよくクールでした。およそ"アイドル楽曲"という雰囲気はありません。


こうした魅力的な曲をなぜか最近まで知らず、BLUEVのことは半ばスルーしていましたが今は違います。今後も「My Key」「Be My Love」のような方向性を極めて欲しいという期待感しかありません。

181028 SNH48 BLUEV 小组合北京巡演 My Key+Be My Love


尚、BLUEVと7SENSESは、中国旧正月のテレビ特番「春晩」に出演するとのことです。SNH48では異色の活動を展開する両チームに期待したいです。







最後に、SNH48の話題が出たところで、2018年の第5回総選挙で2位だった、この人の最新曲ミュージックビデオもご紹介します。




昨年9月にリリースされたSNH48 ホァン・ティンティン(黄婷婷)のソロ曲「FEELING YOU」も、楽曲のムードは完全にK-POPスタイルです。卒業したジュー・ジンイ―のソロデビュー曲「Yes or No」が韓国のDuble Kick作曲だったように、SNH48は派生ユニット以外のソロにもK-POPコンセプトを取り入れています。







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