ユキカとESTi氏が良質なポップスを聴かせてくれました。
ドラマ「アイドルマスター.KR」に出演、リアルガールズプロジェクトとしても活動した日本のタレント出身ユキカが、22日にソロデビュー曲「NEON」MVを公開しました。ユキカは現在、ゲーム音楽作曲家として知られるESTi氏の事務所ESTIMATE Entertainmentに所属しています。
「NEON」は80年代日本のシティポップスを思わせるレトロモダンな楽曲で、良き時代の良質なポップス感あふれる魅力的な作品です。MVでユキカは1989年の日本のアイドル寺本來可に扮して、当時のアイドルのような衣装とダンスで、見る者を80'sの日本へと誘っています。
ダンスは当時活躍したWinkのように、あえて上半身だけを使った昔のアイドルらしい動きで、少しぼかした映像と共にいい味を出しています。こうした少しレトロなポップスのファンは多いので、ユキカの個性を活かしつつ、いい線をついています。
ユキカもいかにも当時にいそうな雰囲気でハマっています。
このカットが面白い。コンサートのチケットには「NEON(寺本來可)1989年1月8日」といった文字が並び、さらに「大阪城ホール 主催:ESTi 問合せ:キョードー大阪」などの遊び心ある文字が打ってあります。
こういうレトロな日本の感覚は、再現しようとしても難しいです。ESTi氏が相当な日本通であるのを感じさせます。
最後の振り向きざまのカットがまた、何とも言えずいいです。
このポーズがいかにも80年代。今にもWinkの歌が聴こえてきそうです。
少し懐かしいムードの「NEON」は韓国ファンにも好評で、コミュニティには「歌いいですね。それこそCITY POP」「うわきれいだ〜似たようなコンセプトで連作シリーズ出すだろうと期待」「1980年の日本のバブル時代の感覚がそのまま感じられますね。昭和後期の感じが出ている」「歌めっちゃいいですね」などのコメントが並んでいます。
ところで… この時代のCMソングで忘れられない曲があります。
カルピスウォーター発売時の初代CMソングです。この曲を聴くと何とも言えないノスタルジックな気分になります。この時代のポップスもいいものです。