Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2019-03-03

【インタビュー】韓国デビューしたSNH48のK-POPユニット7SENSES「韓国はアイドルトレーニングが他の国々と比較して遥かに体系的です」


[イーデイリースターinキムウング記者]

 「私たちが一段階、より成長するきっかけとなったようです」

中国のガールグズグループSNH48セブンセンセス(7SENSES)が韓国活動の経験についてこのように評価した。セブンセンセスは去る2月21日に韓国に入国。自分たちの活動曲「スワン」の韓国語バージョンをMBCミュージック「ショー!チャンピオン」で初披露、韓国の音楽番組にデビューした。

韓国プロモーション中にセブンセンセスは、CJ ENM系ケーブルチャンネル「中華TV芸能」の録画、イーデイリー文化大賞レッドカーペットへの参加、初の韓国ファンミーティングなどのスケジュールを消化した。

SNH48は過去に、シンガポール、マレーシアなど東南アジアで公演をしたことがあるが、セブンセンセスの非中国語圏の国での活動は韓国が初めてだった。セブンセンセスは「今回の韓国での活動を通じて、より多くの人々に私たちを知っていただけたらいいです。韓国活動をきっかけに、活動の舞台をより広げていきたいです」と抱負を語った。


セブンセンセスは「会いに行けるアイドル」を標榜し、毎日公演をする日本のシステムが導入されたSNH48のチームである。上海の専用劇場が活動の主な舞台だ。セブンセンセスはSNH48内に存在する多くのチームの中でガールクラッシュを打ち出しながら、トラップ、ヒップホップ、R&B、フューチャーベースなど様々なジャンルの歌を消化している。

今回の活動曲「スワン」は、クラシックとEDMが結合されたユニークな楽曲だ。韓国の作曲家シンサドンホレンイが作曲した。彼はチャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」の振り付け映像を見てイメージを受け、バレエの要素を現代的なEDMスタイルの曲に融合させた。中国語版の歌詞はメンバーのエリワが書き、韓国語版はEXIDのLEが担当した。


「実力のあるアイドルグループが多い韓国の舞台に立って認められたい」

それがセブンセンセスが韓国を非中国語圏の最初の舞台に決めた理由だ。メンバーはこれと共に「韓国のファンに中国のアイドル文化を知っていただき、セブンセンセスを好きになっていただけるようにプロモーションもしたい」と付け加えた。

これに先立ち、2017年にアジアアーティストアワード(AAA)のベストスター賞、2018年にソリバダアワードでも受賞者に選ばれて韓国を訪問した。もちろん、個人的に旅行に来たこともあって、2017年初めにセブンセンセスの7人のメンバーが決定された後、トレーニングのために1ヶ月余り韓国に滞在した。

韓国でトレーニングを受けた理由は、自分たちだけで邪魔されずに練習をするためだった。韓国がアイドルトレーニングに専門性があるという点も選択の理由だった。

セブンセンセスは「韓国はアイドルトレーニングが他の国々と比較して遥かに体系的です」とし、「ボーカル、ダンスのほかピラティス、ヘア・メイクアップなどについても学びました」と説明した。

中国ではメンバーが直接自分のヘア・メイクアップをスタイリングする場合が多い。メンバーたちはまた、「中国の場合、セブンセンセスの練習をしながらも、他のスケジュールで忙しいですが、韓国ではタイトにシェイプアップだけを受けました」と付け加えた。


毎週のように劇場での公演をしているため、ステージでの表現力には自信を持っている。SNH48は中国上海で、1万2000席規模の公演会場であるベンツアリーナでの公演を試みた。大舞台の経験は自信の蓄積のきっかけとなる。

2月28日、中国に帰った彼女たちは「まだ、再訪問の日程は決まっていませんが、再び韓国に来たいです」と気持ちを表わした。K-POPは世界的に有名な大衆音楽シーンに浮上しただけに、その舞台に立った自分たちにも、より多くの機会ができたらいいと述べた。

新しい経験を積んだセブンセンセスが、どのような発展を成し遂げるのか見守りたい。

7Senses「実力のあるアイドルが多い韓国で認められたい」
http://m.edaily.co.kr/news/Read?newsId=01164406622419056


SNH48は今年1月のリクエストアワーで、今後2年間を韓国に渡りトレーニングを受ける、新たなチームを発表しました。彼女たちが育つ頃には、さらに本格的な韓国市場への参入を始めているかもしれません。

その先陣を切った今回の7SENSESの韓国プロモーションは、中国のアイドルグループとしては初めての、音楽番組「SHOW CHAMPION」出演という大きな足跡を残しました。7SENSESのメンバーたちは普段からK-POPを愛し、韓国の芸能事情にも詳しく、韓国での活動についても強い意欲を示しています。

全員が中国人であるという点は、考える以上に大きなハードルかもしれません。しかし、最近のK-POPガールズグループでもI.O.I - PRISTINのギョルギョンを始め、宇宙少女のソンソ, ソニ, ミギ, また今後のデビューを控えるEVERGLOWのワン・イーレン(PRODUCE48)など、すでに韓国で成功を収め話題となったメンバーも多くいます。

彼女たちが切り開いた道を7SENSESがさらに広げ、より多くの中国人アイドルの韓国進出のきっかけとなればいいです。


2月27日放送 MBC MUSIC [SHOW CHAMPION] 7SENSES "SWAN"


2月末、韓国にプロモーションで滞在した7SENSES






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