19日、中国のアユクデ(アイドル陸上大会)と言われる、「スーパーノバ・ナショナルゲームズ」の第2回が公開されました。
中国でインターネットによる各種サービスを展開する企業「テンセント」が主催するこのアイドル運動会。注目は宇宙少女ミギ&ソニが所属するロケットガール101と、キキ、ダイモンらが所属するSNH48が真っ向勝負を展開していることです。
現在の中国におけるアイドル勢力図は、「創造101」から誕生したプロジェクトグループ、ロケットガール101の人気が圧倒的で、それにSNH48が続いている状況。しかし、両者が直接に会うのは初めてのため、多くのファンの注目を集めました。
司会進行には、f(x)の中国人メンバー、ビクトリアの姿も。ビクトリアが所属するSMエンターテインメントは、中国テンセントと提携を結んだと言われています。そうした関係でのMC抜擢かもしれません。
ロケットガール101は完全にミギのグループとして動いている印象。当然ミギは競技でも活躍して、その存在感を誇示しました。また、ソニも同様に画を多く抜かれ、ロケットガール101の人気メンバーであることを実感させました。
一方のSNH48は9月にグループを卒業したリー・イートンを始め、K-POPサブユニット7SENSESのダイモン、キキ、タコなどが活躍する姿を見せました。
ミギ&ソニがダイモン&キキと対決して、それをビクトリアが見守る…なんだか不思議な光景な気もしますが、考えれば全員が中国人ですから当たり前のことです。
私たちはK-POPを通して中国人メンバーを認識していますが、彼女たちにしてみれば、ただ故郷で同じ中国人同士で番組に出ているだけのことです。
その感覚に慣れるのに、まだ少し時間がかかりそうです。でも最近はこうした機会も増えてきたので、早く馴染んだ方がいいのかもしれません。
…それにしても、やっぱりロケットガール101とSNH48が同じ番組で対決している光景は、何度見ても少し驚いてしまいます。
(ロケットガール101 vs SNH48は、52:22あたりから)