ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2019-12-07

「プデュ操作論議」操作で順位変動したメンバーの実名は明かされるべきか、否か? …業界関係者の間でも意見が二分


6日の昨日、「プデュ操作」をめぐる新たな報道が乱立しました。

まずひとつは、制作側PDを接待したとされる3つの芸能事務所名が明かされました。そのうちの2つはすでに以前から報じられていましたが、もうひとつは今回、初めて明かされた事務所です。

そして、その事務所から「プデュ」シリーズに参加した練習生は、ひとりしかいませんでした。また、その事務所の某氏が接待したとされるのは、2018年2月頃のことで、これはシーズン3開始前、ちょうど番組を準備していた時期に符合します(某氏はその後、2018年10月に当該事務所を退社しました)。

こうした事情があるため、事務所が報道を即座に否定したにも関わらず、韓国では当該事務所と所属練習生のことが検索ワードで上位に位置するなど、大きな論議を呼びました。

現在も、アンチとファン側で攻防が続いています。

もうひとつ、6日に新たになったのは、CJ ENMの上層部は操作について認知しておらず、操作はすべて制作側のキムCPおよびアンPDらの独断で進められたと検察が認識しているということです。

シーズン3は最終回の約1ヶ月前の8月2日に、会議室で2人のPDによってデビュー組12人が決定されました。最終回の視聴者投票は、まったく意味をなさないものでした。韓国のファンは「国民プロデューサー」として、実際に有料で投票に参加しているので、騙されたという意味でも怒りが収まらない状況です。

「プデュ操作」はただの偽オーディションの問題ではなく、一般視聴者を巻き込んだ詐欺罪の次元に発展しています。


ここまで来て、現在最も注目されるのは、操作によって変動したメンバーの「実名を明かすべきか、否か?」という問題です。

意見は二分しています。「明かすべきではない」という立場は、それによりメンバーに2次被害が起こり兼ねないという考えです。実際に、自分は実は脱落者だったと世間に公開されたなら、そのメンバーの心中はいかばかりでしょう?

その事実自体が本人にとってショックなことに加え、今後の芸能活動、強いては一般的な社会活動さえ「操作」のレッテルで身動きとれなくなる可能性があります。

さらに、いわゆる「悪質なユーザー」が、ここぞとばかりにそのメンバーを一斉に責め立てるでしょう。すでに、6日に検索ワードにあがったメンバーは、根拠のないデマも絡めて様々に書かれています。また報道ではそのたびに、メンバーの実名と写真が掲載され、メンバーの傷は大きくなっています。

そして、もう一方の「実名を明かすべき」の立場は、操作によって脱落させられたメンバーおよび、操作に関係なく実力(視聴者投票)によってデビュー組入りしたメンバーの側に立っています。

彼、彼女たちにとっては、むしろ実名を明らかにしてくれた方が汚名を拭い、あらぬ疑いを気にすることなく、今後の活動に邁進できるという考えです。今のまま、実名があやふやな状態が続く限り、実際にデビューを手にしていたメンバーも「操作」のフィルターを通して見られることになります。

そう考えると「実名を明かすべきか、否か?」は非常に難しい問題で、韓国の業界関係者たちも意見が二分しているようです。ただ、ここまで警察、検察、Mnetなどが、練習生の実名を一切明かしていないのは、やはり、それを明かしたことで起こるであろう2次被害を危惧してのことだと思われます。

「実名公表」に関しては、今後も慎重に慎重を重ねた判断が必要だと思われます。

*もし例え、実名が明かされたとしても、そのメンバーが操作の「被害者」であるのに変わりないことは、忘れてはならない事実です。






人気記事 (過去 30 日間)

アーカイブス