ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2020-02-09

元SNH48 黄婷婷(ファン・ティンティン)、紅白歌手MISIAと中国音楽番組に出演…「ティンティン」と呼ばれステージを全面サポート


元SNH48の黄婷婷(ファン・ティンティン)が、日本を代表する歌手MISIAと共に、中国の人気歌番組に出演しました。

2月7日の午後8時10分(現地時間)から放送された中国・湖南TVの大型音楽番組「歌手SINGER・当打之年」に、昨年のNHK紅白大トリで最高視聴率を得た歌手のMISIAが、日本人として初出演しました。

この日のステージでバラード曲「逢いたくていま」を歌ったMISIAはいつにも増した熱唱で、MISIAを初めて目にする多くの中国の音楽ファンを感動させました(後述)。

そして、MISIAの初出演を支え、通訳も含めてコーディネートしたのは、元SNH48の人気メンバー黄婷婷(ファン・ティンティン)でした。少し前に2人の2ショット写真がSNSで共有され、「どういうつながり?」と話題になりましたが、それは「歌手SINGER・当打之年」収録時にキャッチされた写真のようです。


番組では2人が控室で親しく会話する様子が紹介されました。MISIAは黄婷婷を「ティンティン」と呼び、気さくに話しかけ、黄婷婷はそれに笑顔で応えています。

2人のやりとりを見ると、黄婷婷はただの通訳というより、気心の知れた友人関係のようでした。黄婷婷は番組中で、常にMISIAの傍らについて中国語を日本語に通訳したばかりでなく、ステージに向かうMISIAを誘導し、舞台袖で「ファイト」と励ますなど、マネージャーかコーディネーターのような働きを見せました。


さらにスタジオトークでも、黄婷婷は着席したMISIAのすぐ後ろにつき、MISIAが振り返って中国語の意味を尋ねるたびに、日本語に通訳していました。黄婷婷は中国語から同時通訳が可能なほど日本語に堪能なことで知られています。


MISIAがどうして黄婷婷(ファン・ティンティン)をパートナーに選んだのかはわかりません。通訳であれば他にもいくらでもいるでしょうから、何か黄婷婷でなければならない理由があるのかもしれません。

尚、黄婷婷は昨年の下半期に突然、SNH48の脱退を発表し、現在はフリーとして活動しています。MISIAの番組でのコーディネートはそのひとつと見られています。


(MISIAと黄婷婷の番組でのやりとり)


黄婷婷は卒業したジュー・ジンイ―、リー・イートンと共にSNH48でトップ3の人気を誇り、今年の総選挙では1位を有力視されましたが、それらを捨ててのフリー宣言でした。

本人は上昇志向が強く、アイドルの枠に収まらない、スキルアップのための本格的なトレーニングを望んでいるようです。



一方、この日のMISIAは"神がかった"と言えるほどの熱唱で、初めて彼女を見る中国の観客は、胸に手をあて、あるいは拝みながら歌声に聴き入りました。


私は昨年の紅白はもちろん、米国から中継された他局の音楽番組でもMISIAの歌を聴きましたが、そのどれをも超える名唱でした。技術面もさることながら、何より歌に込めた思いの強さ、そしてそれが十二分に歌声に乗っていることに感動しました。歌の主人公の心がダイレクトに胸に響いてくるようでした。


MISIAは番組では3位の成績でしたが、放送後に中国のCD売上1位にランクインしたようです。MISIAの魂の熱唱は多くの中国の人々の心にも届いているようです。



そして、舞台の袖にはMISIAのステージを見守る黄婷婷の姿がありました。

(黄婷婷は他の中国の歌手と一緒にゲストスターとして出演したようです)




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