Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2021-03-04

Brave Girlsの人気を再浮上させたYouTubeチャンネル「Video Editor」、話題の「Rollin'」に続き「High Heels」「We Ride」のコメント付き動画を立て続けに公開


2月24日に公開された「Rollin'」のコメント付き動画が、約1週間で再生数470万回に達し、音源チャートを席巻中のBrave Girls。

この大ヒット動画を作成したYouTubeチャンネル「Video Editor」は、勢いに乗りその後立て続けにBrave Girls楽曲のコメント付き動画を公開し続けています。

2月28日には「Rollin'」のコメント付き動画第2弾を公開して、4日間ですでに再生数200万回に達しようとしています。さらに3月2日に公開した「High Heels」は32万回、10時間前に公開した「We Ride」は6万回といずれも高速で再生回数を伸ばしています。


「High Heels」は2016年にリリースされた勇敢な兄弟のお得意の4つ打ちダンス曲で、軽快なテンポの中にも毒気のあるメロディが強烈な印象を残す名曲です。特に和声の構成音から外れたテンションノートのサビメロが秀逸。勇敢な兄弟の作品中でも屈指のひらめきがあります。この曲はおそらく、当初はAOAのために用意したものと個人的に考えています。


そして、2020年8月にリリースされた「We Ride」は、Brave Girls、そして勇敢な兄弟としてもめずらしいシティポップジャンルのダンス曲。とかく爽やかに流れてしまいがちなシティポップを、勇敢な兄弟と彼のプロデューサー師団は特有の中毒性を盛ることで、他にはないBrave Girlsだけのシティポップに仕上げています。


さらに、今回の逆走行現象は、音楽以外にも予想外の効果をもたらしています。


メンバーのユジョンが表紙モデルを飾った男性誌マキシムが、今回の現象で注目を受けて品薄状態が生じています。「Rollin'」映像のコメントの中でも、ユジョンは最も注目されたメンバーでした。

マキシムは「ユジョンが表紙を飾った雑誌は遅れて完売記録を打ち立てると同時に、マキシムのモバイルアプリでもその月号が逆回りでダウンロード数が急増し、最新の号に匹敵するダウンロード増加を見せ『話題のバックナンバー』に浮上した」と説明しました。


マキシムの関係者は「4年近く経った2017年6月号に突然、注文が急に殺到して、この事件(?)を知ることになった。バックナンバーがこのように完売の品薄事態をかもしたのは初めてだ」と述べました。

ユジョンはBrave Girlsの中でも愛嬌があり、アイドル性の高いメンバーとして知られていました。音楽番組のスペシャルユニットでは、普段とはまったく違う可愛い系コンセプトをこなしたこともあります。

ユジョンはもちろん、全メンバーたちの魅力と「隠れた名曲ぞろい」と呼ばれる楽曲群の魅力で、さらにBrave Girlsの再評価は高まりをみせそうです。



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