ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2021-04-04

Juice=Juice、7人の新体制で初のシングル「DOWN TOWN」MV公開…シュガー・ベイブ(山下達郎)1975年の名曲を現代的にカバー


ハロー!プロジェクトのJuice=Juiceが、3月29日、ニューシングル「DOWN TOWN」のミュージックビデオを公開しました。

メンバー7人の新体制となった通算14枚目のシングルは、「がんばれないよ」「DOWN TOWN」の両A面で、こぶしファクトリー活動終了後に加入した井上玲音にとっては初参加のシングルとなります。

「DOWN TOWN」は、現在の世界的なシティポップ人気の中心人物ともいえる、山下達郎が率いるシュガー・ベイブの1975年の名曲。初期メンバーの2人を残し、あとの5人は入れ替わった新生Juice=Juiceが、スウェーデン人プロデューサー・Anders Dannvikによる現代的なシティポップアレンジで、2021年流にカバーしています。


2018年にJuice=Juiceがリリースした「Vivid Midnight」は、韓国のプロデュースチームDouble Kick所属のTasco & Tenzoが作曲したファンキーなナンバーで、えらく気に入った私はこの曲を聴くために、何度かイベントやライブに足を運びました。

あの時にいた宮本佳林、高木紗友希などの主要メンバーがいなくなってしまい、グループはどうなるのかと思いましたが、新しく順次加入したメンバーたちはいずれもボーカルのスキルが高く、新曲でも特に不安を抱かせないボーカルアンサンブルを聴かせています。


また、意図してのことか、メンバーはこの曲を歌う際、歌メロの語尾を短く切り、発声も抑え気味にしてシティポップ的なさわやかさを強調しています。こうしたことができるのも、優れたボーカル集団のJuice=Juiceならではだと思います。

そもそもシュガー・ベイブを歌って様になるグループは、ハロプロを含めた他のアイドルグループを見渡しても、Juice=Juice以外にそうはいないと思います。

絶対的なメインボーカルのソルジが病欠中に、残されたメンバーたちで都会的な名曲「Night Rather Than Day」を発表した時のEXIDのムードに通じるものがあるかもしれません。




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