ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2021-04-06

Red Velvet ウェンディ、初のソロアルバムのタイトル曲「Like Water」MV公開、実力派のメインボーカルらしい真っ向勝負のバラード曲


Red Velvetのメインボーカルであるウェンディの初のソロアルバム「Like Water」が、4月5日午後6時に各種音楽サイトで音源リリースされ、タイトル曲「Like Water」のMVが公開されました。

この曲は実力派歌手ウェンディのボーカルが引き立つアコースティックなポップバラードで、お互いの存在と意味を「水」に例えて、小さな雨粒が集まって海を成し遂げたように、お互いに運命のように流れていくという内容です。

もうひとつのタイトル曲「When This Rain Stops」は、ピアノ演奏とダイナミックなボーカルが魅力のスローなバラード曲。ウェンディの自伝的な物語を描いた歌詞は、生活に疲れた瞬間「時にはしばらく休んでもいい」と、共感のメッセージを伝えています。


通常、カムバックのタイトル曲には、アップテンポのダンス曲を用意するケースも少なくない中、ウェンディはダブルタイトルのどちらもが、ごまかしの利かない真っ向勝負のバラード曲で、さすがのメインボーカルの実力を遺憾無く発揮しています。

「Like Water」は静かに粛々と進行する前半に対し、リズム隊が激しさを増し、壮大な展開を見せる後半の盛り上がりが圧巻。また「When This Rain Stops」は、伴奏がピアノ一台であることを忘れさせるようなスケールの大きさで、跳躍する高音の力強さ、綺麗さには、多くのガールズグループのボーカリストの中でも抜きんでたものがあります。

K-POPガールズグループでは、「THE メインボーカル」と呼べる人材が年々少なくなっています。おそらくウェンディをはじめ、GFRIENDのユジュ、MAMAMOOのソラなどが、その最後の世代にあたるかもしれません。


「When This Rain Stops」を聴けば、ウェンディの実力が先輩のf(x)ルナ、少女時代テヨンにも、一歩も引けを取らないレベルであるのがわかります。ピアノ一台あれば、充分にソロのコンサートも開けそうです。

いつだったか、Red Velvetのリアリティ番組で、スルギと旅行中の船上でウェンディが、エリック・カルメンの「All By Myself」のサビを口ずさんでいたことがありました。原曲キーとピッタリあった音程で、その絶対音感に驚かされたのを思い出します。

英語も堪能なウェンディにはぜひ、機会があれば「All By Myself」のような洋楽スタンダードのカバーアルバムも出してほしいです。ミニー・リパートンの「Loving You」、ホイットニー・ヒューストンの「Greatest Love of All」などを聴いてみたいです。きっとすばらしいと思います。




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