Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2021-11-02

Lovelyz、11月16日のグループ解散を所属事務所Woollim Entertainmentが公式発表…今振り返る、この7年間の歩みと思い出


Woollim Entertainmentが、Lovelyzの解散に関して公式声明を発表しました。

韓国のメディアでLovelyz解散の噂が広まり始めた直後、所属事務所はファンに詳細を伝える公式声明を発表しました。これにより、Lovelyzの解散は現実のものとなりました。

以下はLovelyz解散に関するWoollim Entertainmentの公式声明です。

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こんにちは、 Woollim Entertainmentです。これはLovelyzの独占契約の満了に関する当社の公式声明です。

Lovelyzメンバーの当社との独占契約は、2021年11月16日に満了する予定です。長い議論と検討の結果、7人のLovelyzメンバー(Yoo Ji Ae、Seo Ji Soo、Lee Mi Joo、Kei、JIN、Ryu SooJung、Jeong Ye In)は、新しいポジションでの新たなスタートの準備をすることを決定し、メンバーの決定を尊重し、サポートすることを決定しました。

LovelyzのメンバーのうちBabySoulは、彼女が私たちと築いてきた長年の信頼に基づいて、彼女の契約を更新しました。長年お付き合いいただいているBabySoulのアシスタントとして、新たな飛躍と今後の活動を全面的にサポートしていく予定です。

過去7年間、Woollim Entertainmentのアーティストとして頑張って会社を輝かせてくれた8人のLovelyzメンバーに感謝の意を表し、新たなスタートでメンバーを心からサポートします。 また、Lovelyzを応援し、フォローし、愛してくださったファンの皆様に心より感謝申し上げます。

新たなスタートラインを迎えるLovelyzメンバーの皆さんには、今後とも一層のご愛顧とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。過去7年間、Lovelyzへの温かい愛と関心に心より感謝申し上げます。

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2021年11月16日の契約満了が近づくにつれ、ある程度の心の準備はできていたものの、実際にこうして公式発表があると感慨深い思いにならずにいられません。2014年11月12日のデビューからこれまでの足取りが、走馬灯のように脳裏を駆けめぐりました。


デビュー当時のLovelyzは、可愛いだけの清純系グループとも見られがちでしたが、そうではないことはすぐに明らかになりました。

個々のメンバーのボーカルスキルは高く、グループとしてのアンサンブルも均整がとれた見事なものでした。このことはアメリカのテレビ局のキャスターが番組で取り上げ、現地でも大きな話題になったほどでした。


また、デビュー以降、数年続いたユンサン率いるプロデュースチームONE PIECEとのタッグの相性は抜群で、ここから彼女たちの代表曲となる「Candy Jelly Love」「Hi〜」「Ah-choo」「Destiny」といった忘れがたいヒット曲がいくつも生まれました。

特に「Ah-choo」はK-POPガールズグループのひとつの象徴にもなっている曲で、愛らしい曲調ながらサビで見せる、確かなボーカル能力に基づくスケールの大きな展開は、他のガールズグループには見られないLovelyzだけのスタイルでした。


「Ah-choo」はイベントなどのステージで歌えば、サビで男女問わず一斉に「Ah-choo!!!」と大合唱になったものでした。こういうことはめずらしいです。この曲がいかに韓国で広く愛されたかを象徴するできごとだったと思います。


少し懐かしい感じがする「Destiny」は、Lovelyz以外では考えられない音楽スタイルが印象的でした。特に儚さを秘めたKeiのボーカルにぴったりで、今の時代にこうしたムードの曲がリリースされたことに驚きつつ、なぜか少しうれしい気持ちにもなりました。


Keiとスジョンが「マイ・リトル・テレビジョン」で、ユンサンたちと一緒に作った「O2ソング」も忘れられません。ONE PIECEが日頃、どのような手順で作曲に取り組むのかが垣間見えたのに加え、Keiとスジョンが即興で口ずさんだ「O2ソング」はとても愛らしい曲でした。

こんな可愛らしい子たちが即興で歌を作ってしまい、またそれを優れたボーカルで歌い上げる姿に驚き、K-POPの底力を感じました。

あとは日本のリリースイベントで間近にLovelyzを観た時のことや、ONE PIECE以外の楽曲についてなど思い出したらキリがありません。残念ながらグループは解散してしまいますが、Lovelyzが残した楽曲、そして彼女たちにまつわる思い出は、自分の中で決して消えることはないと思います。

今後も楽曲はずっと聴き続けることでしょう。今はただ、この7年間、様々なよろこびを与えてくれてありがとうございましたと伝えたいです。


[4k Fancam]1501017 Lovelyz - hi @仁川韓流フェスティバル
色調が鮮やかなTheGsdさんのファンカムには本当にお世話になりました。おかげでLovelyzの色々なイベントステージの映像を観ることができました。

Lovelyzは今月の少女(LOONA)で知られるJaden Jeong氏が、Woollim時代に立ち上げたガールズグループでした。そのせいか「Hi-」には、LOONA 1/3「Love & Live」に通じる雰囲気があります。

LovelyzとLOONAは所属事務所は違うものの、同じ親から生まれた姉妹グループとも言える関係です。



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