Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2022-02-22

全メンバーが日本人の新ガールズグループXG、韓国メディア「世界席巻K-ポップアイドルに対する日本の逆襲か」…Kep1er ヒカルは2024年秋に合流


話題のガールズグループXGに関して、韓国メディアが詳細を伝えています。

21日、韓国の「ニュースピム」は単独記事として、3月18日のデビューが発表された7人組ガールズグループXGのアイデンティティを説明しました。報道によればXGは韓国のYGエンターテインメントとは全く関係なく、日本のavex主導のグループになるようです。

また、現在Kep1erで活動中の江崎ひかるは、グループの契約終了後の2024年秋にXG合流が決まっているとしています。これまでXGはYGとavex合同のグループとしてお伝えしてきましたが、どうやらそれは改める必要がありそうです。

以下は21日の「ニュースピム」の記事です。

[単独] 3月18日出撃ニューガールグループXG、メンバー全員日本人

世界席巻K-ポップアイドルに対する日本の逆襲か

[ソウル=ニュースピム]チョ・ヨンジュン記者=
新人ガールズグループXGがデビュー日を確定し、次世代ガールズグループの隊列に合流する。XGは18日、公式SNSを通じてティーザーイメージと映像を公開し、3月18日にデビューを公式化した。

公開されたイメージの中で、XGはカリスマあふれる目つきとブラックカラーのスタイリングで、ガールクラッシュの魅力を残念ながら発揮した。ダンスで見るとBTSのように迫力溢れる群舞を連想させる。これと共に公開された『The Journey(2017-2022)』映像では、2017年から練習生として出発し、約5年間の過酷なトレーニングを経たメンバーたちの成長記録が込められており、注目を集めた。

ところがXGは日本avexエンターテインメントが推進するプロジェクトで構成員全員が日本人であることが知られ、その正体に対する疑問が生じている。一方、XGと関連して国内YGエンターテインメント関連説が出たこともしたが、YG側では「ガールグループXGとは何の関係もない」と公式に明らかにした。


XGはジュリン(JURIN)、チサ(CHISA)、ハービー(HARVEY)、ヒナタ(HINATA)、ジュリア(JURIA)、マヤ(MAYA)、ココナ(COCONA)の7人のメンバーで構成された。

ジュリンは神奈川県出身のモデルであり、プロスノーボーダー出身。チサは大阪生まれの俳優とモデル出身、ハービーは東京生まれでモデル出身、ヒナタとココナは所属事務所が日本avexだ。またジュリアは大阪生まれで、幼い頃から歌手活動をしてきたと伝えられた。マヤは名前が川内マヤであるという事実以外には知られていない。

一方、サバイバルショー「ガールズプラネット999」を通じてデビュー、現在グローバル人気を得ているケプラー(Kep1er)の日本人メンバーヒカルも、ケプラーの活動期間が終了すればXGに合流することがすでに決定されているという。

このようにXGは、構成員全員が日本生まれの日本会社所属で、モデルや歌手などで日本で活躍してきた練習生として組み込まれて、世界を席巻しているK-ポップアイドル市場に対する「ジャパンの逆襲」ではないかという見方があることも事実だ。

XGは去る1月から公式SNSアカウントをオープンしてダンス、ラップ、ボーカルなどしっかりとした実力を垣間見ることができるコンテンツを多様に公開している中、何ら情報なしで彗星のように登場しただけに、ネチズンたちの間で気がかりが増幅されている。

特に話題の放送Mnet「ストリートウーマンファイター」のヒョジンチョイがディレクションに参加したダンス映像は、XGメンバーのダンス実力とパワフルな姿で視線をひきつけ、100万ビュー以上の視聴数を記録し、海外を中心にすでにリアクション映像が上がるなど話題を集めている。

デビューティーザーを皮切りに本格的なデビューへ始動したXGのアイデンティティが、果たして何なのか気がかりが高まる。(記事はここまで)


avexとYGが数年前から合同でガールズグループプロジェクトを進めていたのは事実で、ファンはいつになったらそれが始まるのか待っていた状況でした。

しかしこの間、おそらくプロジェクトの発足に関わっていたヤン・ヒョンソク元代表の退陣など大きな変動もあって、プロジェクト自体が書き換えられた可能性があります。

ただ、XGのメンバーたちは約4年間、韓国で専門的なトレーニングを積んだと伝えられています。江崎ひかるもその中のひとりでした。

XGが公開したティーザー動画には、YG関連の施設が使用されているほか、メンバー二人が披露したボーカルカバー動画の発声法は、明らかにYGスタイルそのものでした。

ですからYGの公式声明にあるように、XGはまったく無関係のガールズグループとしても、それは運営上の話で、トレーニングなどに関しては技術の提供などの形で関与していると考えられます。全員が日本人であるとは言っても、ダンスやボーカル動画から伝わってくる雰囲気はK-POPそのものだからです。

今後、XGがデビューして、そこで公開されるオリジナル曲や活動スタイルが明らかになることにより、自ずとXGというグループの認識の方向が定まってくると思います。

いずれにしても、彼女たちのパフォーマンスが一定のレベル以上であるのは間違いないので、どこの国の、どの事務所に所属かなど外形にはあまり捉われずに、XGが発表する楽曲と披露するパフォーマンスそのものに目を向けていきたいと思います。




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