ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2022-11-26

【tripleS】日本人メンバーのKaede (カエデ) を含む10人完全体のデビューを発表! タイトル曲はマスター (ファン) が、8曲の候補曲から投票で決定


今回のSIGNALは一度に3つぐらいの新情報が出てきました。

いずれも今後のtripleSの活動に関わる重大事項ばかりです。一度、整理してみます。


まずひとつ目は、tripleSが現時点での10人完全体として、タイトル曲をリリースすることが発表されました。

完全体は毎年、1年が終わり新年に入れ替わるごとに自然発生 (?)するとのこと。今年は10人ですが、来年はさらに増える可能性があります。

先日公開された日本人メンバーのカエデを含めて、現時点でS9 (9人)ですから、10人にはもうひとり必要になります。


ふたつ目の新情報は、初の完全体のタイトル曲を、マスター (ファン)が直接選ぶというシステムです。ジャンルが違う候補曲が8曲用意され、マスターはそこから1週間 (12/1~12/7) をかけて1曲をタイトル曲に選びます。

K-POPガールズグループのアルバムを聴いていると、タイトル曲より収録曲の方が良いケースが多々あるので、複数のマスターが投票で決めるシステムは、"ファンが求める"良い曲を逃さない意味でも画期的で望ましい形だと思います。

過去にはKARAがタイトル曲「Wanna」でカムバックしたところ、ファンの間から「アルバム収録曲の"Mr."の方が絶対良い」との声が多数湧き起こり、事務所がそれに押されて急遽、タイトル曲を「Mr.」に差し替えたということがあります。

その後のKARAの成功は多くの人々が知る通りです。


3つ目は10人目となるメンバーが早速登場したことです。顔と名前は伏せられたままでしたが、小学3年生から練習生生活を送ってきたという事実や、今年の2月から小さなsとしてひとりで練習してきたエピソードが明かされ目を引きました。

ですから、S10に選ばれ「おめでとうございます」と声をかけられると、彼女はうれしさで思わず泣きだしてしまいました。カエデとS10の2人は、とりあえずはユニット活動を経ずに、いきなり完全体(現時点の)でのデビューになりそうです。


tripleSの場合、個々のユニットの成功や存続よりも、様々なメンバーの組み合わせにより生まれる多彩なケミストリーを楽しむことが目的のようです。ですから過去の慣例にとらわれずに、とにかく生まれてくるものを楽しんでしまう姿勢が良いようです。

個人的には10人完全体のタイトル曲として、マスターはどのような曲を選ぶのかがとても楽しみで興味深いです。もしこれが上手くいけば、tripleS以外の外部にもこの試みが広がっていくかもしれません。




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