BABYMONSTERのひとり目のメンバーがついに公開されました。
2023年上半期のデビューがうわさされるYGエンターテインメントの新ガールズグループBABYMONSTERは12日、グループのひとり目のメンバーとなるハラムのヴォーカルパフォーマンス映像を公開しました。
映像で聴くハラムの歌声は、とても現在15歳とは思えないコクと深みのある表現で、YGならではの発声の良さが独特の声と相まって、他の第4世代ガールズグループにはない特別な魅力を放っています。
多くのファンもコメントしていますが、YGは一体どこでこうした逸材を見つけてくるのでしょうか?
15歳にしてすでにこの完成度ですから、今後年齢を重ねるにつれ歌の深みは増すばかりでしょう。これまでBABYMONSTERに関してはメンバー構成のうわさばかりで、実際の実力はまったくわかりませんでしたが、ハラムが登場したことで他のメンバーたちも並ではない実力の持ち主であると想像できます。
現在、大躍進中のNewJeansのライバル的存在にBABYMONSTERがなっていくのか、その可能性を知る意味でも他のメンバーたちの公開が楽しみでなりません。
ちなみに練習室ボードに描かれたイラストのイニシャルからも、ひとり目の「HR」は「ハラム」と予想されていました。
【YG特有の発声法について】
YGエンターテインメント所属の女性ヴォーカルといえば、BLACKPINKのロゼ、ジェニに象徴されるようなハスキーでクセのある声の印象が強いです。これはK-POPの世界で見れば特異なものと思われがちですが、世界標準では決してそうでもありません。
実際、米国ビルボードなどの海外チャートを見れば、特にR&B系ではアクの強い低音を武器とする女性歌手が少なくありません。またポップの分野でもデュア・リパのように個性的な声が人気の歌手もいます。
(アリアナ・グランデとBLACKPINK)
BLACKPINKはK-POP歌手で初めて、コーチェラのヘッドライナーが確定しました。こうした人気においても、ロゼ、ジェニの独特の声質が少なからず原動力になっていると考えられます。また日本にもmilet、iriのような個性的な声の人気歌手がいます。
ですからもし、ヴォーカル志望で「自分の声は可愛くない」とコンプレックスをお持ちの方がいたら、そんな必要はないとお伝えしたいです。むしろ、めったにない貴重な声を授かったと思って、その個性に磨きをかけてほしいです。
R&Bやブルージーな曲、ジャズテイストの曲などにそういう声はよく合います。