ついに「LOONA補完計画」が本格始動しました。
今月の少女 (LOONA) の生みの親であり、現在は24人組ガールズグループtripleSのプロジェクトを進めるチョンビョンギCEO。
「ARTMS」は最初のSNS投稿で『ARTMSは新しいグループ名ではありません。月まで行くための少女たちの驚くべき戦略と計画を盛り込んだ物語。ヒジン、キムリップ、ジンソル、チェリが始まります。』とプロジェクトについて説明していました。
月とは即ち「LOONA」のこと、そして「月まで行くための少女たちの驚くべき戦略と計画」とは、BlockBerry Creativeを去ったLOONA出身メンバーたちによる「LOONA再興計画」と考えられます。
すでにBlockBerry Creativeを相手取った訴訟では全面的な解決を得たヒジン、キムリップ、ジンソル、チェリの4人は、チョンビョンギCEOとの対話の中でMODHAUS行きを決め、こうして最初のチェリが公開されるに至りました。
キムリップ、ジンソル、チェリはLOONAではサブユニットODD EYE CIRCLEとしても活動を共にしていました。またヒジンも限定ながら3人と活動を共にしたことがあります。ですからまずはODD EYE CIRCLEに関してはスムーズに事が運ぶと考えられます。
ODD EYE CIRCLEに対して最も望まれるのは、名作の誉れ高いお蔵入りのバラード「Hyper Ballad」の完成です。世界のLOONAファンがこの1曲について、どれだけの言葉を費やしてきたことでしょうか…。私も傑作なのは間違いないと感じ、くどいくらいにこのブログでも「Hyper Ballad」のことを書いてきました。
でもまさか、地下に眠るこの曲がこうして地上の光を浴びる日が来るとは思ってもみませんでした。ほかならぬチョンビョンギ氏自身も「Hyper Ballad」は「このまま自分ひとりの手元に保管されていくものと考えていた」とインタビューで語っていました。
「ARTMS計画」は今後、ODD EYE CIRCLEを皮切りに、訴訟が解決したメンバーから順に新たなサブユニットを通じて再デビューでつなぎ、最終的にはLOONA完全体の復活をめざすと考えられます。つまりは2016年10月のヒジン・ソロから始まった「今月の少女」プロジェクトを、MODHAUSに舞台を変えて追体験できる機会とも言えます。
ただ、チュウは最近、MODHAUS以外の会社との正式契約を発表しました。昨年、外部からソロ曲を発表した際にサポートした会社の親会社です。多分、チュウ自身にはLOONAに戻る意思はないのか…という感触です。もちろん断定はできませんが。
「ARTMS」とtripleSのプロジェクトがどちらも成功して、将来的には姉妹グループとしてジョイントコンサートを開催したり、グループを越えたシャッフルユニットなどが実現したら楽しそうです。
tripleSのKotoneは日本からソウルの単独コンに行くほどのLOONAファンで知られています。もしも、LOONAとtripleSのシャッフルユニットが実現したら、そこにKotoneを入れてあげてほしいです。そんな夢物語みたいなことがあったらいいと思います。
もちろん、叶うのであれば、そこにオリビアへがいてほしいです。