ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2017-08-03

GFRIEND、新曲「耳をすませば」で音楽番組に初出演!水上のステージで華やかに舞う


GFRIENDが観たことのないステージ演出で帰ってきました。

8月2日に韓国で放送されたMBC MUSIC「SHOW CHAMPION」では、新曲「耳をすませば」でGFRIENDが音楽番組の初ステージに立ちました。

「耳をすませば - LOVE WHISPER」は、大胆にコンセプトチェンジした前作「FINGERTIP」から一転、清純系の王道を行く爽やかな青春ソングです。MVは自然を舞台に撮影され、タイトルの「耳をすませば」のごとく、あたかもジブリの世界観を彷彿とさせます。



今回の音楽番組の初ステージでGFRIENDは、新曲をすべてステージ上にセットされた水の上でパフォーマンスするという、前代未聞の演出で観る者を驚かせました。私は本番中は最後までCGだと思って観ていて、あとからリアルな水のセットだと知り言葉もありませんでした。

MVでは自然の中に15トンの水を運んでセットしたと言いますが、まさにそれをスタジオのステージの上に再現したのでした。












「SHOW CHAMPION」側も、ここまでのことをするのは初めてでしょうし、できれば面倒は避けたいでしょうから、よほどにGFRIEND側から強い要請があったのか?と推測してしまいます。

GFRIEND側も衣装を濡らし、転倒の危険さえも顧みずにここまでのステージに挑んだ姿勢に、並々ならぬ意気込みを感じさせました。ビジュアルとしても美しかったですが、その心持ちも美しかったです。



「水上のステージ」というと思い出すのが、2015年にGFRIENDを一躍有名にした、雨のステージでの「七転び八起きcam」です。濡れたステージで転んでも転んでも起き上がるメンバー(ほとんどがユジュ)の姿が印象的でした。

もしかするとGFRIENDはこの頃の初心を今回の演出にオーバーラップさせたのかもしれません。単にMVの再現ということではなく。

「耳をすませば」は楽曲もコンセプトも、すべてが初期のGFRIENDを思わせる趣きがあり、全体としてもう一度原点に返って、自分たちの軸を立て直そうという気概を感じます。

*ユジュは出だしで足から血を流してパフォーマンスしています…




アルバム収録曲「ONE-HALF(이분의 일 1/2)」はタイトルでもいい秀逸曲



昨夜のカムバックステージでは「耳をすませば」の前に、アルバム収録曲の「ONE-HALF(이분의 일 1/2)」も披露されました。これがいい曲です。

アルバムの中でイギ&ヨンべが制作したのは「耳をすませば」と「ONE-HALF」の2曲のみです。おそらくこの2曲がタイトル候補で、最終的に「耳をすませば」に決定したのかもしれません。それくらい、どちらでもいいほどに出来栄えが拮抗しています。

個人的には「ONE-HALF」の方が好きなくらいです。今年はLOVELYZの「CAMEO」やWJSNの「MIRACLE」など、アルバム曲の方がいいのでは?というケースが多いです。

「SHOW CHAMPION」では「ONE-HALF(이분의 일 1/2)」も短縮せずにフルバージョンで放送してくれました。




新曲「耳をすませば」はMV公開から2日間で、早くもYouTube再生回数1,000万回に達する勢いです。また、各種音源チャートでも、発売と同時に1位を獲得しています。

おそらく、全般的に見て、前作「FINGERTIP」より反応が良好です。清純系への回帰はひとまず成功と言えそうです。またこの結果にファンの総意が示されていると思います。

雨にも負けず、今時めずらしいくらいに愚直に一途に進む姿… きっとそれがGFRIENDの根幹であり、ファンがグループに望むものなのです。




Posted in  on 8/03/2017 by TEN |  

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