Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2017-08-03

GFRIEND、新曲「耳をすませば」で音楽番組に初出演!水上のステージで華やかに舞う


GFRIENDが観たことのないステージ演出で帰ってきました。

8月2日に韓国で放送されたMBC MUSIC「SHOW CHAMPION」では、新曲「耳をすませば」でGFRIENDが音楽番組の初ステージに立ちました。

「耳をすませば - LOVE WHISPER」は、大胆にコンセプトチェンジした前作「FINGERTIP」から一転、清純系の王道を行く爽やかな青春ソングです。MVは自然を舞台に撮影され、タイトルの「耳をすませば」のごとく、あたかもジブリの世界観を彷彿とさせます。



今回の音楽番組の初ステージでGFRIENDは、新曲をすべてステージ上にセットされた水の上でパフォーマンスするという、前代未聞の演出で観る者を驚かせました。私は本番中は最後までCGだと思って観ていて、あとからリアルな水のセットだと知り言葉もありませんでした。

MVでは自然の中に15トンの水を運んでセットしたと言いますが、まさにそれをスタジオのステージの上に再現したのでした。












「SHOW CHAMPION」側も、ここまでのことをするのは初めてでしょうし、できれば面倒は避けたいでしょうから、よほどにGFRIEND側から強い要請があったのか?と推測してしまいます。

GFRIEND側も衣装を濡らし、転倒の危険さえも顧みずにここまでのステージに挑んだ姿勢に、並々ならぬ意気込みを感じさせました。ビジュアルとしても美しかったですが、その心持ちも美しかったです。



「水上のステージ」というと思い出すのが、2015年にGFRIENDを一躍有名にした、雨のステージでの「七転び八起きcam」です。濡れたステージで転んでも転んでも起き上がるメンバー(ほとんどがユジュ)の姿が印象的でした。

もしかするとGFRIENDはこの頃の初心を今回の演出にオーバーラップさせたのかもしれません。単にMVの再現ということではなく。

「耳をすませば」は楽曲もコンセプトも、すべてが初期のGFRIENDを思わせる趣きがあり、全体としてもう一度原点に返って、自分たちの軸を立て直そうという気概を感じます。

*ユジュは出だしで足から血を流してパフォーマンスしています…




アルバム収録曲「ONE-HALF(이분의 일 1/2)」はタイトルでもいい秀逸曲



昨夜のカムバックステージでは「耳をすませば」の前に、アルバム収録曲の「ONE-HALF(이분의 일 1/2)」も披露されました。これがいい曲です。

アルバムの中でイギ&ヨンべが制作したのは「耳をすませば」と「ONE-HALF」の2曲のみです。おそらくこの2曲がタイトル候補で、最終的に「耳をすませば」に決定したのかもしれません。それくらい、どちらでもいいほどに出来栄えが拮抗しています。

個人的には「ONE-HALF」の方が好きなくらいです。今年はLOVELYZの「CAMEO」やWJSNの「MIRACLE」など、アルバム曲の方がいいのでは?というケースが多いです。

「SHOW CHAMPION」では「ONE-HALF(이분의 일 1/2)」も短縮せずにフルバージョンで放送してくれました。




新曲「耳をすませば」はMV公開から2日間で、早くもYouTube再生回数1,000万回に達する勢いです。また、各種音源チャートでも、発売と同時に1位を獲得しています。

おそらく、全般的に見て、前作「FINGERTIP」より反応が良好です。清純系への回帰はひとまず成功と言えそうです。またこの結果にファンの総意が示されていると思います。

雨にも負けず、今時めずらしいくらいに愚直に一途に進む姿… きっとそれがGFRIENDの根幹であり、ファンがグループに望むものなのです。




Posted in  on 8/03/2017 by TEN |  

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