タイ版「PRODUCE 101」が本国で議論を呼んでいます。
タイのテレビ番組制作会社「ZENSE Entertainment」は、間もなく3月9日からスタートするタイ版「PRODUCE 101」である「Luk Idol(不明)」のテーマ曲「ラスト100の打ち上げ(不明)」Official MVを公開しました。
この番組はアイドル志望のタイの練習生100人が、デビューをめざして競い合う内容で、すでに100人分の顔写真と名前が公開されています。詳しくは不明ですが、練習生たちは特定の事務所所属ではなく一般からの応募のようです。
また、公開されたテーマ曲のMVは、全練習生たちが一堂に会してパフォーマンスする「PRODUCE 101」シリーズの「Pick Me」を思わせる映像で、音楽も軽快なダンス曲になっています。
ところがこのMVのYouTubeコメントを見ると、他でもないタイの多くのファンが「これは残念です」と率直な気持ちを明かしています。
(原文はタイ語)
タイのファンが残念だとしているのは、「PRODUCE 101」そっくりな造りと、あまりに古めかしい音楽に対してです。この番組は「PRODUCE 101」の正式な版権は受け取っておらず、いわばオリジナル番組として制作されています。
しかし、どう見ても「PRODUCE 101」にとても似ているため、これではまったくのコピーだと反対の声を上げているのです。また、テーマ曲は韓国のトロットのようです。
タイではK-POPが大人気で、多くのファンがK-POPの歌手や楽曲を知っています。また当然、韓国で有名な「PRODUCE 101」シリーズのこともよく知っているようです。
韓国で活躍するタイ出身の歌手も少なくありません。2PMのニックン、BLACKPINKのリサはタイ出身です。ですからなぜこうなってしまうのか?という思いもあるようです。
韓国ファンもこの映像には強い関心を示していて「歌がカルチャーショックですね」「人材がBNK48に多く行った」「あ...うーん.... ;;;」などのコメントを芸能コミュニティに寄せました。