ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2019-05-29

今から10年前に放送された Mnet X アップフロントの女性アイドルサバイバルオーディション番組Mnet「対東京少女」…ハロプロを夢見て日本を目指した15人の韓国練習生たち


昨夜放送されたNHKの歌番組「うたコン」には、ハロプロのガールズグループ「アンジュルム」が出演して、ユニークなダンスが印象的な新曲を披露していました。

この放送を見ながらふと「そう言えば韓国のコミュニティでは、どうしてハロプロの話題がほとんど出ないのだろう?」と思いました。韓国には各種のオンラインコミュニティが存在しますが、AKB48グループや坂道シリーズのことは毎日のように話題に上がるのに、ハロプロのグループについてはほとんど語られていません。

パフォーマンスにうるさい韓国のファンであればこそ、少なからずハロプロも気になるはずです。そんなことを考えていた頃、あるコミュニティにとても興味深いスレッドが立っていました。

そこでは今から10年前の2009年5月22日から約2か月に渡り放送された、Mnet X アップフロント(ハロプロの事務所)の女性オーディション番組「対東京少女」について詳しく説明されていました。


「対東京少女(vs Tokyo Girls)」は、モーニング娘。で有名な日本の芸能事務所アップフロントプロモーションと、プロデュースシリーズで脚光を浴びる韓国のMnet(エムネット)が合作した女性アイドルサバイバルオーディション番組。

番組ではオーディションの開催状況を編集して、2009年5月22日から同年7月10日までMnetで放送されました。放送進行は2PMのジュノとチャンソンが引き受けました。

2,500人余りの韓国の少女たちがオーディションに参加して、最終審査を通過した15人が番組に出演。そのうち、わずか1名がオーディションに合格して、ハロー!プロジェクトの研修生になりました。合格者は、2009年に開催されたBerryz工房の訪韓コンサートの会場で発表されました。

合格者はその後、約4年間、ハロー!プロジェクト研修生としてバックダンサーなどの活動をしましたが、正式デビューには至りませんでした。韓国のアイドル志望者が日本に渡りトレーニングを受け、日本の事務所の練習生になるという、今とは全く逆のことが起きていました。

アップフロントの屋上

そこに立つ2PMチャンソンとジュノ

2人と親し気にハイタッチするモーニング娘。

通訳なしでハングルで会話する新垣里沙

以前、韓国公演で2人に会っていたモーニング娘。

課題曲「桜チラリ」を歌う℃-uteと対面する韓国練習生たち

練習生の相談に優しくアドバイスする矢島舞美

韓国練習生たちと、指導を担当する菅井ボイストレーナー

トレーニングに懸命に応える練習生たち

「ここを自分で押さえて」

「はい」

「違う、自分の胸」

練習生たちは「M COUNTDOWN」にも出演



オンラインコミュニティでは結論として「対東京少女」から、現在Mnetで放送中の「留学少女」へと話をつないでいます。


どちらもMnetによるプログラム、2009年5月22日放送開始の「対東京少女」と、2019年5月23日放送開始の「留学少女」…「10年間のこの変化が、私は本当に面白いです」と記事の投稿者は結んでいます。

かつて、2,500人もの韓国の練習生たちが、アップフロントのガールズグループ入りを目指し、選ばれた者が日本へ渡ったことがありました。あれから10年が経過して、今では日本人を含む世界各国の練習生たちが、K-POPに憧れて韓国に渡っています。

この10年間に起きたアイドル界の変動は、あまりに大きなものだったようです。





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