「PRODUCE 101」シリーズのアン・ジュンヨンPDをはじめ関係者4人が5日午前裁判に出席…「(投票操作の疑いには)誠実に回答する」
Mnet「PRODUCE 101」シリーズのシーズン1〜4のすべてで制作のメインだった、アン・ジュンヨンプロデューサーが裁判所に出廷しました。
アン・ジュンヨンPDをはじめとする「プデュX」制作スタッフ3人と、STARSHIPエンターテインメント副社長など計4人が5日午前10時30分、ソウル中央地裁で詐欺と偽計による業務妨害などの疑いで、逮捕令状実質審査(拘束前被疑者尋問)を受けました。拘束するかどうかは、この日の午後遅くに決定する予定です。
アン・ジュンヨンPDは、「投票操作の疑いを認めるか」などの取材陣の質問に「誠実に回答する」とだけ答えて、裁判所に入りました。「視聴者に言いたいことは?」などの他の質問に対しては何の答えもしませんでした。
アン・ジュンヨンPDたちは、Mnetオーディション番組「プロデュースX 101」を使用して、11人のデビュー組のメンバーを選抜する過程で得票数を操作した疑いを受けています。放送操作疑惑は、7月19日の最後の生放送コンテストで有力デビューランナーと予想された練習生が脱落して、予想外の人物がデビュー組入りして提起されました。
特に1位から20位までの得票数がすべて、特定の数の倍数の説明という分析が出てきて疑惑が増幅されました。
これに対しCJ ENMは捜査機関に調査を依頼しました。視聴者たちも真相究明委員会を作ってMnet所属製作陣を詐欺の疑いで告訴し、偽計による業務妨害の疑いで告発しました。
警察は、CJ ENMオフィスや文字投票データ保管業者などを相手に押収捜索を進めて関連資料を確保し、前のシーズン全体と「アイドル学校」などの他のプログラムで捜査を拡大して、同様の問題があったのか調査しました。
警察は押収捜索を通じて確保した生データの分析の過程で、いくつかの参加者の順位が釈然としない理由で入れ替わった情況を捕捉したことが分かりました。アンPDなどの拘束審査結果は、早ければ5日の夜遅くに出てくるものと予想されています。
一方、投票操作論議に対してMnetが長い沈黙を破り、公式謝罪しました。
Mnetは5日、「Mnet」プロデュースX101(以下「プデュX」)と関連し、物議をかもした点に深くお詫びする」と述べました。
続いてMnetは「7月末、自主的には、事実関係の把握に限界があると判断されて、警察に捜査を依頼した」とし「「プデュX」の制作陣の一部に、拘束令状申請が確認されて経過を見守っているところだ」と説明しました。
さらにMnet側は「捜査に積極的に協力して、その結果に基づいて責任を負う部分については、必ず責任を負う」と強調しました。
また、「「プデュX」を愛してくださった視聴者とファン、「プデュX」の出演者、企画会社関係者の皆様に深くお詫びする。ただ、今回の事件で被害を受けたアーティストの推測性報道はご遠慮くださるよう切にお願いする」と付け加えました。
ソウル地方警察庁サイバー安全と関係者は「捜査の進行状況は、被疑事実公表に該当するので教えられない」とし「11日に関連してブリーフィング(簡単な状況説明・報告)を行う計画だ」と語りました。