2月のガールズグループのカムバック大戦が、さらに混戦の様相を呈してきました。
すでに複数のガールズグループの2月カムバックが伝えられる中、今度はFNCエンターテインメントのCherry Bulletが、2月11日に7人組でカムバックすると発表されました。
今回のカムバックは、2019年5月に発売した2ndシングル「LOVE ADVENTURE」以来、約9ヶ月ぶりのカムバックで、昨年12月、メンバーのミレ、ココロ、リンリンがグループを脱退、7人組に再編成後の最初のカムバックにもなります。
これにより、2月のガールズグループのカムバックがさらに増え、K-POPの「ガールズグループ大戦」がいよいよ激しさを増してきました。
まず2月3日にはEVERGLOWとGFRIENDがカムバックします。EVERGLOWは前回のカムバック曲がYouTubeで好調な再生回数の伸びを見せ、海外ファンからの注目度が高まっています。今回のカムバックでさらにその足場を固めたいところです。
GFRIENDはBigHit傘下のレーベルに合流して最初のカムバックで、すでにその影響がティーザーにも見られると話題になっています。元SMエンターテインメントのミンヒジンCBOのBigHit合流が、GFRIENDのカムバックに新風を吹き込むかも注目されています。
2月5日にカムバックするLOONAは、昨年、その世界観に賛同して出資していた日本企業との裁判に所属事務所が敗れ多額の返済を求められました。それを機に海外ファンが団結した結果、アルバムがiTunesチャートを席巻しました。統括プロデューサーのチョンビョンギ氏とメインの作曲家チームMonotree、さらにリーダーのハスル不在でのカムバックは、グループにとって今後を決める正念場と言えそうです。
2月10日にはWoollimエンターテインメントのLOVELYZ以来のガールズグループRocket Punchがカムバックします。元AKB48の高橋朱里がグループ卒業後、新たなステージとして選んだのが韓国のガールズグループRocket Punchです。デビュー曲「BIM BAM BUM」は韓国の音楽関係者たちからも高評価を受け、新人グループとして順調な滑り出しを見せました。今回のカムバックでさらにそこに勢いをつけられるかにも注目です。
Cherry Bulletは旧正月連休の期間中に放送されたMBC「2020正月特集アイドルスター選手権大会」で、金メダル3つをはじめ、計4つのメダルを獲得するなど、活躍ぶりが注目を集めました。「アユクデ新興強者」と韓国のファンから呼ばれるCherry Bulletは、過去にはgugudan、宇宙少女が金メダルを多く得た「アユクデ」で、その系譜を引き継ぐグループとして期待されています。このムードをカムバックにも活かしたいところです。
ガールズグループではIZ*ONEも2月中のカムバックが伝えられています。すでに昨年11月の時点で新しいアルバムのティザー公開はひと通り済んでいるため、カムバックの時は一気に畳みかけてくるものとファンは待っています。2月21日にはBTSのカムバックが伝えられるため、カムバックするなら、21日以前が好ましいとの見方もあります。
そしてこれはまだ推測の段階ですが、ITZYは最近、カムバックのMV撮影が終了したとNYでのインタビューで明かしました。これにより、ITZYが2月中にカムバックする可能性も出てきました。
いずれにしても、2月のK-POPガールズグループのカムバック大戦は、予想以上に激化する気配を見せています。