IZ*ONE、音楽番組「ミュージックバンク」への出演は21日の一度限り…KBSの番組制作陣が出演に反対する視聴者請願に回答
IZ*ONEの「MUSIC BANK」出演についてのKBS側の判断は、厳しくも現状では的確とも言えるものでした。
21日に放送されるKBS2の音楽番組「MUSIC BANK」へのIZ*ONEの出演は、この日一度限りになると制作陣が発表しました。
これはIZ*ONEの出演に関して寄せられた視聴者からの請願に対する回答で、制作陣はこの決定について長文で詳細を説明しました。
制作陣は「出演要求と反対の請願がそれぞれ1,000人を超したので、別の請願に一緒に答えることをご了承ください。」と前置きした上で、「ミュージックバンクCPとしてアイズウォンの出演するかどうかのK-Popファンと視聴者の関心と懸念をよく知っています。エムネットのオーディション番組に操作が存在し、そのプログラムの結果として誕生したアイドルグループが何もなかったかのように活動するのは問題がないかという意見を尊重します。同時に、メンバーが操作に参加したわけでもなく、現在のグループの活動も操作の当事者であるエムネットとは無関係なのに、なぜ活動に不利益を受けなければならないのかとの反対意見も尊重します。出演に反対する人も大切な視聴者であり、活動を保証するよう要求する方も大切な視聴者だからこそ、慎重に判断しなければならない事案だと思いました。」と出演に賛成と反対の双方の意見に理解を示しました。
そして「KBSは社会的物議を起こしたり不法を犯した場合、KBS自体の手順に従って出演規制者に定めています。現在までにアイズウォンは、KBS審議規定のいずれかの条項にも抵触するところなく、出演規制者名簿に含まれていません。もちろん規制当局のリストに含まれていないので、何も心配しないでキャスティングするという意味ではありません。出演規制者ではなくて活動時期にはミュージックバンクのキャスティング候補群に一度上げるのは原則的意味であり、実際にキャスティングするかどうかは、既存の活動時期のミュージックバンクKチャート順位と、国内外のK-Popファンたちの反応など、いくつかの要素を総合的に考慮した決定事案です。」と決定に至るまでの詳細を伝えました。
さらに「論議が多い状況を勘案して、内部的に長い議論を経て、今回の予定されたアイズウォンのカムバック活動期間は2月21日、1016回の放送に限りアイズウォンをキャスティングすることを決定したことをお知らせします。アイズウォンの活動についての不快な視線を送る方の懸念をよく知っています。しかしアイズウォンの個別メンバーが操作に関与したという証拠がない状況で、一生懸命新しい歌を準備したのに一度の放送機会さえ与えられていないのは行き過ぎと判断しました。」と21日の出演について説明しました。
ファンにとってはKBS側の決定は厳しく感じるかもしれませんが、「出演要求と反対の請願がそれぞれ1,000人を超した」現状では致し方ないとも言えます。特にKBSは国営放送のため、視聴者のわずかな反対意見にも対応しなければなりません。
14日に放送された「MUSIC BANK」では、IZ*ONEの出演予告映像が公開され、以来、IZ*ONEが出演するかどうかをめぐりKBS視聴者センターに賛否請願が掲載されました。出演反対の請願は約5000件、出演賛成の請願は約1000件の呼応を得ました。
IZ*ONEの華やかなカムバックが伝えられる一方で、こうした現状が起こっていることも、忘れてはいけないのかもしれません。