ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2020-08-27

音楽番組から人気コンテンツの「ジッケム(個人カム)」が消える? すでにいくつかの動画を削除…その真相とは?


音楽番組の人気コンテンツ「ジッケム」に関してある問題が起こっています。

「ジッケム」とは音楽番組の放送用の舞台映像とは別に、メンバー個人などを直接撮影した映像のことです。放送では映らなかった各メンバーの細かな動きが見れるためファンからの注目度も高く、K-POPに欠くことのできないコンテンツになっています。

このジッケムが最近、YouTubeから少しずつ消え始めているといいます。すでに、ケーブルの音楽番組「THE SHOW」「SHOW CHAMPION」の過去のジッケムのうちいくつかは、YouTubeから削除されているようです。

理由は各芸能事務所側からの抗議で、ジッケムを通して放送局だけが利益を上げるのはおかしいとクレームがあったためです。

韓国音楽コンテンツ協会・韓国マネジメント連合・韓国芸能製作者協会など芸能事務所関連事業者団体は、放送局のこのような慣行を改めることを求め、「標準契約書を作成してほしい」と要請(審査請求)しました。この請求案を受領した公正取引委員会が、標準契約書の制定の前半を引き受ける予定です。

公取委によると、KBS・MBC・SBSなどの放送局は、「ミュージックバンク」「ショー!音楽中心」「人気歌謡」などの各音楽番組のために歌手の映像を撮影した後、別に編集したジッケムを、他のオンラインビデオストリーミングサービス(OTT)に転売して追加の利益を出しています。

これは歌手が音楽番組に出演したときに、放送局-芸能事務所間が作成する、別の契約書がないためです。音楽放送を制作し、撮影した映像の著作権は放送局が持つことが慣行のように考えられてきました。


しかし、OTT市場拡大に応じて、芸能事務所が独自のコンテンツ制作に乗り出し、放送局との摩擦が生じました。芸能事務所は「私たちの歌手が出演して歌う映像なのに、著作権を無条件に放送局が持つのは不当だ」という立場です。

公取委は、芸能事務所側の立場に一理があると見ています。関係省庁と関連業界の意見を収斂して標準的な契約書案を作成した後、条件審査諮問会議と公取委委員会の議決などの手続きを経て制定・発表する計画です。


現時点でジッケムのいくつかが削除された可能性があるのは「THE SHOW」「SHOW CHAMPION」のみで、他はこれまで通り動画が公開されています。

今後、標準契約書の制定内容によって、ジッケムの在り方がどのようになるのかが注目されています。ファンの代表的な意見としては「これまで放送局が収益のすべてを持っていったのがおかしい。ジッケムは無くさずに、ただ収益の配分(放送局と芸能事務所)をしてください」との声が上がっています。



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