ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2022-08-25

NMIXXソリュン・ギュジンとLOONAヒジン・ヒョンジン、KCON LAでMAMAMOO「Décalcomanie」をカバー…異色の取り合わせで期待以上のステージ


8月21日/22日に米国ロスアンゼルスで開催されたKCON 2022 LAでは、スペシャルステージのひとつとしてNMIXXソリュン・ギュジンとLOONAヒジン・ヒョンジンが、MAMAMOOの「Décalcomanie」カバーを披露しました。

まず、このメンバー構成がユニークなのは、4人はそれぞれのグループで決してメイン・リードボーカルではないという点。NMIXXはヘウォンとリリー、LOONAはチュウとハスルがボーカルの軸です。

ただでさえMAMAMOOの曲は普通以上にボーカル技術が必要なのに加え、「Décalcomanie」はMAMAMOO曲の中でもファンも認める特に難しい曲です。それをこの4人でやったら一体どうなるのかという好奇心と、少々の不安をもってファンカム映像を観ました。

(左からギュジン、ヒョンジン、ヒジン、ソリュン)

いざ実際に演奏を聴いてみると、もちろんソラやファサのアクの強さはないものの、全体としてはまずまず形になっていて驚きました。

特にヒジンとソリュンが歌うサビは平均以上なくらいで、これでもそれぞれのグループではボーカルラインのひとりに過ぎないのですから、K-POPのボーカルの層の厚さをあらためて実感します。

ことにソリュンは一般的なグループであればメインも充分いけそうなほどで、2020年にSM、YG、THE BLACK LABEL、Fantagioの計4社のオーディションに合格したのもうなずけます。これだけ歌えてビジュアルもいいのは貴重です。

もしもこのカバーにヘウォンとリリーが出ていたら、うまくて当たり前なのでここまで好奇心は湧かなかったかもしれません。その意味でとても面白く興味深いステージで、他のファンカムも含めて何度も見返してしまいました。




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