ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2022-10-02

【XG】メインボーカルのCHISA、トリー・ケリー「Nobody Love」ボーカルパフォーマンス公開…実力派集団を象徴する驚異的なハイトーン


XGが目の覚めるようなボーカルパフォーマンス映像を公開しました。

9月30日、XGはYouTube公式チャンネルを通じて、メインボーカルCHISAによるトリー・ケリー「Nobody Love」のカバー動画を公開しました。

XGはこれまで団体のダンスパフォーマンスを中心に動画を公開してきました。ボーカルパフォーマンスとしては、同じくメインボーカルのJURIAとCHISAが共演したジャスティン・ビーバー「Peaches」くらいでした。

また「Peaches」は静かなミディアムバラードであるため、パフォーマンスは二人のメインボーカルのアンサンブルにスポットが当てられていました。

それに対し、今回の「Nobody Love」は初めてのソロボーカル・パフォーマンスであるのに加え、実力者トリー・ケリーの音域の広い難曲である点で、これまで公開されたXGのコンテンツにはなかったタイプのものになっています。


CHISAはすでに自身のボーカルスタイルを確立させており、声は現代的で通りが良く音程も安定しています。事前の情報がなければ、日本人の歌手が歌っているとは気づかないほどのレベルの高さで、さすがはパフォーマンス・スキルに定評があるXGのメインボーカルといった印象です。


特筆すべきはハイトーンのきれいさ。最も高い音で「A♭5」に達しています。CHISAはこれを地声で難なくクリアして、その後も特に苦しそうな様子もなく歌いきっています。

一般に「A♭5」を地声である程度の余裕をもって発声できる歌手は、K-POPのメインボーカル級でもそうはいません。加えてCHISAの場合、ただ「A♭5」に達しているのではなく、音楽として生きた表現になっているのですから尚のことです。


今回はトリー・ケリーのカバーでしたが、多分CHISAの声質だとアリアナ・グランデなどが更に合いそうな気がします。機会があればそうしたカバーも聴いてみたいです。また、もうひとりのメインボーカルJURIAのソロパフォーマンスにも期待したいです。



Posted in  on 10/02/2022 by TEN |  

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