XGのHINATAが想定外の魅力的なボーカルを披露しました。
メインボーカルのCHISA、JURIAに続く3番手としてHINATAが14日、SOLE(쏠) - RIDE (feat. THAMA)のカバーをグループのYouTube公式チャンネルを通じて公開しました。
これまでXGのボーカルラインではCHISAとJURIAが突出した印象があるため、HINATAの動画に気づいてはいましたが、やることがあって観るのを後回しにしていました。
HINATAのボーカルはCHISAやJURIAのような爆発的な面は持たないものの、声質や歌いまわしは個性的で心地よく、地声とファルセットの行き来など細かな調整も行き届いていて、普通に「上手い」ボーカルではないかとリピートしてしまいました。
別にグループのメインボーカルとかでなければ、ソロでも充分いけそうな歌声です。HINATAがこんなに"いい歌手"だったことにかなり驚きました。
以前、サイモンPDが「Tippy ToesのサビはHINATAが歌っている」ことを強調していて「だから何だろう」と思っていました。やっとその意味がわかった気がします。
なるほど、あの「ターツツ、ターツツ」もHINATAでなければならない必然性があったわけです。声の表情の使い分けは巧みにこなせそうです。
そして今回のMVは自然の中のロケでしたが、シンプルながら映像のタッチなどとてもセンスが良く、韓国語の歌なのに英国など洋楽歌手のMVにしか見えませんでした。自然体のHINATAの表情や歌声と相まって観ていてとても気分がよくなりました。おそらく今後も何度も観ることになりそうです。
次回のXGのカムバックも楽しみになってきました。その前に、まだ隠れた名ボーカリストの披露があるのでしょうか?