Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2022-11-06

【tripleS】Acid Angel from Asiaのデビュー曲「Generation」MVが公開1週間で再生数1000万回突破…チョンビョンギPDのCDコレクションにはORIGINAL LOVE、東京事変などJ-POPが多数


MODHAUSの新ガールズグループtripleSから、先陣を切ってデビューした最初のユニットAcid Angel from Asia.SSSのアルバムタイトル曲「Generation」が好調です。

10月28日に公開されたミュージックビデオは1週間で再生数1000万に達し、9日が経過した現時点で1200万と順調に数字を伸ばしています。

tripleSを統括プロデュースするのは、MODHAUSを率いるJaden Jeongことチョンビョンギ氏。過去にWoollimでLovelyzを、BlockBerry Creativeで今月の少女 (LOONA) を手がけたことでも知られています。

これらのグループでチョンビョンギCEOが関わった楽曲は、MVの再生数が公開からしばらく経過しても数百万台が平均でした。そこから時間をかけて1000万台に乗せるのがこれまでのペースでした。

ですから「Generation」の公開1週間で1千万は、チョンビョンギ・プロデュースのガールズグループとしては過去最大の反応を引き出していると言えます。

(2014年のa-nationにて、SEKAI NO OWARIと)

そんなチョンビョンギCEOは以前から、90年代を中心としたJ-POPのファンであることを公言しています。かつてはかなり熱心に追っていた時期があったようで、自身のブログで「どうしてもその影響が作品に出てしまう」と明かしたこともありました。


過去にInstagramで公開した自身のCDコレクションには、ORIGINAL LOVE、東京事変、globeといったJ-POPアーティストのアルバムが多数含まれていました。

たしかに、チョンビョンギCEOが手がけたLovelyzや今月の少女の楽曲には、どこかJ-POPの香りが漂う作品が少なくありません。そしてそれが、日本のファンにとっては心地よく感じるのも事実です。

(2019年には構想が明かされていたAcid Angel from Asia)

Acid Angel from Asiaの場合はタイトル曲の「Generation」より、アルバム収録曲の「Rolex」に、そのことがより表れているかもしれません。この曲のコード進行は、CityPopの象徴でもある「Just The Two Of Us」進行(最近では丸の内サディスティック進行とも言います)だからです。

[ tripleS ] 'Rolex' - Acid Angel from Asia - NAVER NOW

tripleSは最終的に24人で構成されるともいわれ、まだまだユニットも登場する可能性があります。そうした中で、J-POPの影響が感じられる曲は今後も生まれるのか?

日本のファンとしては気になるところです。

GENERATION | Acid Angel from Asia | THE FIRST STAGE NAVER



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