10月28日に公開されたミュージックビデオは1週間で再生数1000万に達し、9日が経過した現時点で1200万と順調に数字を伸ばしています。
tripleSを統括プロデュースするのは、MODHAUSを率いるJaden Jeongことチョンビョンギ氏。過去にWoollimでLovelyzを、BlockBerry Creativeで今月の少女 (LOONA) を手がけたことでも知られています。
これらのグループでチョンビョンギCEOが関わった楽曲は、MVの再生数が公開からしばらく経過しても数百万台が平均でした。そこから時間をかけて1000万台に乗せるのがこれまでのペースでした。
ですから「Generation」の公開1週間で1千万は、チョンビョンギ・プロデュースのガールズグループとしては過去最大の反応を引き出していると言えます。
(2014年のa-nationにて、SEKAI NO OWARIと)
そんなチョンビョンギCEOは以前から、90年代を中心としたJ-POPのファンであることを公言しています。かつてはかなり熱心に追っていた時期があったようで、自身のブログで「どうしてもその影響が作品に出てしまう」と明かしたこともありました。
過去にInstagramで公開した自身のCDコレクションには、ORIGINAL LOVE、東京事変、globeといったJ-POPアーティストのアルバムが多数含まれていました。
たしかに、チョンビョンギCEOが手がけたLovelyzや今月の少女の楽曲には、どこかJ-POPの香りが漂う作品が少なくありません。そしてそれが、日本のファンにとっては心地よく感じるのも事実です。
(2019年には構想が明かされていたAcid Angel from Asia)
Acid Angel from Asiaの場合はタイトル曲の「Generation」より、アルバム収録曲の「Rolex」に、そのことがより表れているかもしれません。この曲のコード進行は、CityPopの象徴でもある「Just The Two Of Us」進行(最近では丸の内サディスティック進行とも言います)だからです。
[ tripleS ] 'Rolex' - Acid Angel from Asia - NAVER NOW
tripleSは最終的に24人で構成されるともいわれ、まだまだユニットも登場する可能性があります。そうした中で、J-POPの影響が感じられる曲は今後も生まれるのか?
日本のファンとしては気になるところです。
GENERATION | Acid Angel from Asia | THE FIRST STAGE NAVER