ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2023-02-02

【BABYMONSTER】またも優れたボーカルメンバーのPHARITAを公開…なぜ、YGは次々とタイ出身の逸材を発掘できるのか?


タイからまた一人、優れたボーカルメンバーが登場しました。

YGエンターテインメントの新ガールズグループBABYMONSTERは2日、YouTube公式チャンネルを通じて6番目のメンバーでタイ出身PHARITAのライブパフォーマンスを公開しました。

デミ・レヴァートのカバーでボーカルを披露するPHARITAは、もうひとりのタイ出身CHIQUITAと同様、個性的で魅力ある歌声を聴かせています。

2年ほど前、「BABYMONSTERにはBLACKPINKのジェニが10人いる」という話を聞いたことがあります。その時はビジュアルのことだと解釈しましたが、もしかするとボーカルのことかもしれないと思い始めています。


これまでに公開されたメンバーのうち5人は、いずれも一定のレベル以上のボーカルスキルをもっていました。もうすでに第4世代の中でも際立ったボーカルチームになることが予測されています。

7人組BABYMONSTERのメンバー公開はあとひとり、日本人メンバーのRUKAを残すのみとなりました。

PHARITA


なぜYGは優れたタイ出身メンバーを発掘できるのか

BABYMONSTERの二人のタイ出身メンバーは、いずれもボーカル能力に長けていて、声も表現も魅力的でした。なぜYGはこのように優れたメンバーを、タイから次々と見つけ出すことができるのでしょうか。

ひとつにはYGは10年近く前からタイでのオーディションに力を入れていました。BLACKPINKのリサはそうした試みの成果ですが、今度はそのリサがタイの練習生のレベルを引き上げています。

多くのタイの少女がリサに憧れ彼女をめざし、自らのスキル向上に努めています。そのためか、ここ数年のタイのガールズグループはめざましくレベルアップしています。楽曲も洗練されたものが多いです。


そうした状況下、YGエンターテインメントとタイの最大手エンタメ会社GMMグラミーは2021年5月24日、合弁会社「YGMM」を設立したことを発表しました。社名はYGMM Co. Ltd.。

YGMMは、あらゆる種類のエンターテインメント事業に従事し、コンサート、舞台劇、その他のさまざまな公演やアドバイスを提供することを目指しています。

YGMMの資本金は2億バーツ。GMMグラミーが51%の株式を保有し、YGエンターテインメントは残りの49%を保有しています。

YGMMが設立されたことにより、タイにおけるYGの門戸がより開かれたことになります。公開されたCHIQUITAとPHARITAは、こうしたルートを通じてYGに見出された可能性があります。

BABYMONSTERは韓国:3人、タイ:2人、日本:2人というメンバー構成で、過半数が韓国以外の出身であることもユニークです。

また、ダンスが興隆を極める昨今のK-POPアイドル業界において、敢えてYG原点のBIG MAMAスタイルの、ボーカルに特化したグループをめざしているのも特筆すべき点です。音楽はやはり、まずはしっかりしたボーカルからという姿勢が感じられます。

BABYMONSTERの爆発的なボーカル・アンサンブルが早く聴きたいです。

CHIQUITA

HARAM

AHYEON

RORA



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