[SBS funE]
「プロデュース」シリーズシーズン3と4に続き、シーズン1と2も投票操作が確認された。全国民的な愛を受けたオーディション番組の「操作」に、「国民プロデューサー」は大きな混乱に陥った。
14日、警察は、過去2016年と2017年に放送されたケーブルチャンネルMnetのオーディション番組「プロデュース101」シーズン1と2の最終話投票結果と視聴者投票データの間に差があることを発見した、捜査を行っていると明らかにした。
この日、検察に起訴意見で送致されたアン・ジュンヨンPDは、これに関するいくつかの容疑を認めたと伝えられる。警察は、プログラム制作会社のCJ ENMシン副社長オフィスを家宅捜索するなど、アンPDとキム・ヨンボムCP(責任プロデューサー)上層部が順位操作に深く介入した可能性も覗いている。
先にMnet側は「投票操作はなかった」という立場を表わしたが調査の結果、「プロデュース」前シーズンが操作されたプログラムだったことが明らかになった。視聴者が提示した「操作疑惑」、当時番組に出演した練習生の関連証言などが事実と確認されたわけだ。
過去2016年のシーズン1で初放送された「プロデュース」シリーズは、「視聴者が直接選ぶアイドル」というコンセプトとシステムを前面に出し、全国民的なブームを続けてきた。「国民プロデューサー(視聴者・ファン)」は、「私が選んで育てる私のアイドル」という気持ちで大きな愛情を流し、これはすぐにグループの興行につながった。
しかし、最終的な得票数は、視聴者、ファンの投票で出てきた結果ではなく、制作陣の操作が入った数字であった。このような状況にファンは計り知れない失望感を吐露している。脱落の被害を受けた練習生を代弁して「就職詐欺にあったことをどのように補償するのか」と尋ねることもある。
このプログラムを通じてデビューした人も困るのは同じだ。デビューしたメンバーたちのファン、脱落の苦杯を飲んだメンバーたちのファンが、それぞれの意見で声を高めている。「メンバーたちも被害者だ」という意見、「操作なのだからグループを解散せよ」という意見などがある。
シーズン3の「プロデュース48」で誕生したグループIZ*ONEは、当初11日にカムバックする予定だったが、一連の事態にカムバックを延期した状況である。録画を終了した放送でも編集が施され、暫定的に活動を中断している。
シーズン4の「プロデュースX101」でデビューしたX1は、すでに予定されていたスケジュールである、16日にゴチョクスカイドームで行われる「2019 VライブアワードVハートビート」本公演を消化する。ただし、レッドカーペットには上がらないことにした。
このような状況にMnet側は「今回の事態に対して重い責任を感じる。本当に申し訳ない」とし「現在、内部的に責任による合理的な措置と被害補償と再発防止対策などを設けている」と謝罪した。
どのようにこの事態を補償することができるか。Mnetの「妥当な措置」と「被害補償」、そして「再発防止対策」がどのように用意されるか、全国民が注目している。
https://entertain.v.daum.net/v/20191115112117919