「PRODUCE48」を観て、初めて涙しました。
20日午後11:00から、韓国のMnetと日本のBSスカパー等を通じて放送されたオーディション番組「PRODUCE48」第6回では、16日に収録された2次現場評価「ポジションバトル」の前半が公開されました。MCを務めたのはイ・スンギに代わりSISTARのボラ。
今回の現場評価は、1次投票を通過した参加者たちにより、ラップ・ボーカルとダンスの3つのポジションに分けて行われました。バックは生バンドが演奏。すでに難関を勝ち抜いた練習生たちのステージなだけに、どれもレベルの高い見応えある内容でした。
特に、得意のポジションに特化した舞台だったため、それぞれの練習生の今までわからなかった実力が浮き彫りになり、新たな発見も多くありました。今回公開された5つの舞台から、ここでは特に印象的だった2つの舞台にスポットを当てご紹介します。
まずはダンスポジションから。
当日のレポートの段階からいくつも高評価が上がっていた白間美瑠が、カリスマ溢れるパフォーマンスで舞台を掌握しました。白間美瑠は練習シーンではあまり自信がない様子で、センターにも立候補できないほどでしたが、本番のステージが始まると出だしから表情が一変。まるで別人のような自信に満ちた目ヂカラで見る者を引き込みました。
途中のソロでもカリスマを持続させ、完全に舞台の主役の座を手にしていました。
現場レポートでは『ダイエットに成功したのかビジュアルにキレがあり、スタイルもセクシー。現場の人気が本物。ルックス良し、愛嬌良し!特に顔の表情で他の練習生を圧倒、舞台を爆破させた』といった内容の感想が上がっていましたが、まさにその通り。いえ、その言葉から想像される以上の存在感がありました。
評価の結果、白間美瑠はグループで1位となり、ベネフィットの5000票を手にしました。
続いてボーカルポジション。
今回のボーカルステージはどれもすばらしく、甲乙つけがたいものがありましたが、観ていて自然と涙が流れたのは、パク・へユンとユン・へソルを中心としたハーモニーが美しかったBoAの「メリクリ」チームでした。
メインボーカルのパク・へユンは、曲の世界観を丁寧になぞった繊細な表現で、声の押し引きのメリハリも利いて、間のとり方も絶妙でした。FNCの練習生であるだけに、自己紹介動画での歌からも、AOAのチョアに通じるものを感じていましたが、今回はそれがさらに前面に出ていました。
また、もう一人のボーカルの柱であるユン・へソルもすばらしかった。ソロでは「メリクリ」の歌の世界を情感たっぷりに歌い上げ、ハモりでは一歩引いてパク・へユンを立て、美しく調和したハーモニーを響かせました。この二人のデュエットは本当に綺麗でした。
グループ内の評価では、パク・へユンが1位、ユン・へソルが2位でした。
「メリクリ」は他のメンバーも目を合わせながらあたたかなムードを醸し出し、感動を増幅させていました。また、サビに入る前に、荒巻美咲や佐藤美波が順にソロをとると、意外な美声に客席から歓声が上がっているのが聴こえます。
パク・へユンとユン・へソルがすばらしかったのはもちろんですが、「メリクリ」の感動には、こうした他のメンバーたちの活躍も大きな要因になっていました。
PRODUCE48 [6回] Ariana Grande ♬Side To Side
イ・カウン
チャン・ウォニョン
ワン・イーロン
白間美瑠
イ・シアン
グループの1位は、表情で観客の心を魅了した白間美瑠、2位チャン・ウォニョン、3位イ・カウン、4位ワン・イーロン、5位イ・シアンでした。韓国のリアルタイム検索語でも白間美瑠は、パク・へユンと共に上位にランクインしました。
PRODUCE48 [6回] BoA ♬メリクリ
パク・ヘユン
ユン・ヘソル
キム・ソヒ
キム・ナヨン
荒巻美咲
佐藤美波
グループの1位はパク・へユン、2位ユン・ヘソル、3位キム・ナヨン、4位荒巻美咲、5位佐藤美波、6位キム・ソヒ。また、「メリクリ」は、韓国でTwitterのリアルタイム検索語1位になり、日韓両国で検索TOP10に上がりました。さらに、日本のYouTube「急上昇ランク」でも、最高#9に位置しました。