Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2019-02-21

韓国デビューするユキカが所属するESTIMATE代表は「アイドルマスター」「鉄拳」「リッジレーサー」を手がけるゲーム音楽の作曲家『ESTi』(エスティ)だった

ユキカのソロデビューについて調べるうちに、驚きの事実に突き当たりました。

2月22日に韓国でのソロデビューが伝えられるユキカですが、新しい所属事務所の代表は日本でも知られるゲーム音楽の有名な作曲家でした。


彼の名は『ESTi』(エスティ)。1998年に「創世記伝」をはじめとして「アイドルマスター」「鉄拳」「アイオン」「リッジレーサー」など、韓国国内外の様々な人気ゲームのOSTを担当した実力派作曲家です。

ことに「アイドルマスター」関連の楽曲である「Little Match Girl」「2nd SIDE」「恋が咲く季節」では、作曲・編曲ばかりか日本語の作詞まで手がけていて、日本文化への並外れた造詣の深さを感じさせます。



調べるとESTi氏は、幼少期の1987年ごろからコンピューターゲームを愛好し、すでに初歩的な日本語を知っていたとのこと。また1997年冬には初来日し、東京の秋葉原などを訪れていたそうです。韓国外国語大学校の日本語科に入学したのは、日本のゲームやアニメを、人目を気にせず楽しむためで、2004年からは日本向けの韓国産ゲームの、BGMを中心とするゲームミュージックの作曲・編曲を手がけるようになったようです。

日本語が堪能なのは韓国外国語大学校にて日本語を専攻していたためで、近年は日本において同人音楽活動を皮切りに、アーケードゲーム「チュウニズム」やTVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」の収録曲「Memories」などで、韓国発ではない日本の作品にも参加しているそうです。

また、2014年4月30日には韓国のコミュニティサイト「DCインサイド アイドルマスターギャラリー」に本名のパク・ジンベで認証文を掲載。さらに9年目のアイマスファンであることを明らかにして、アイマスPが確定したと韓国の「木のWiki」(ナムウィキ)は記しています。


つまり、ESTi氏は日本語で楽曲を提供してしまうほどのアイマスPであり、「アイドルマスター.KR」で活動したユキカとのつながりができても、何ら不思議はありません。

ESTIMATEエンターテインメントは創設以来、ESTi氏の個人事務所として機能し、ユキカと契約するまで所属芸能人はいませんでした。またESTi氏は2017年2月11日に、家業の花屋を継ぐためにプロ作曲家としては引退し、音楽は趣味とするという趣旨のことを述べていました。

ESTIMATEの代表として、最初に手掛けたいと思ったのが日本人のユキカということになります。ESTi氏は自身のTwitterでも、ユキカの22日のデビューを伝えています。


また、ESTIMATEエンターテインメントの公式Twitterは、ユキカのデビューに合わせてこの2月に新設されています。


韓国を代表するゲーム音楽作曲家のESTi氏が、これほどに熱意をもって送り出すという意味でも、ユキカのソロデビューからは増々目が離せません。


ちなみにESTi氏の公式Twitterには流暢な日本語の文章が掲載されています。JYPのパク・ジニョン代表といい、卓越した日本語能力に脱帽です。





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