2018-03-08

MAMAMOO、6thミニアルバム「Yellow Flower」とタイトル曲「星が輝く夜」でカムバック! ガールクラッシュを超えた“MAMAMOOスタイル”を確立


MAMAMOOの新アルバムが最高です。もう30回は聴きました。

7日午後6時、MAMAMOOの6thミニアルバム「Yellow Flower」の音源とタイトル曲「星が輝く夜」のミュージックビデオが公開されました。

新曲「星が輝く夜」はこれまでのMAMAMOOにはなかったテイストの意欲作です。Jazzyでレトロタッチの楽曲が多かったMAMAMOOのタイトル曲ですが、今回は異色のラテン系。全曲を通して印象的なギターリフが流れ、それを中心として新たなMAMAMOOワールドが展開しています。

作曲はMAMAMOOを生み、育てた所属事務所代表でプロデューサーのキム・ドフンと、過去にMAMAMOOと何度か作業してきたプロデューサーバク・オサンの共作。今回のアルバム総括プロデューサーで、デビュー曲「Mr.Ambiguous」からMAMAMOOの楽曲を手がけるキム・ドフンが、今作では思い切ったモデルチェンジを試み、MAMAMOOの別の可能性を提示して見せました。









アルバム「Yellow Flower」には、ソラの初自作曲でメンバーを自然に例え、常に一緒にいてくれる人に向け感謝を込めた「Star Wind Flower Sun」を始め、ファサの自伝的なストーリーを込めた「덤덤해지네」、1月に発表されたMAMAMOOの今年最初のシングル「Paint Me」まで、イントロとタイトルを含む全7曲が収録されています。

漁場管理というストーリーテリングの歌詞が印象的な、R&B曲「Rude Boy」は特に印象的で、今回のアルバムのベストトラックと言ってもいいほどの秀逸な仕上がりです。「Yellow Flower」は、バラードに始まりバラードに終わる、全体として落ち着いたトーンのアルバムで、ブラスを派手に鳴らして賑やかなコーラスワークを聴かせるMAMAMOOのイメージはありません。

また、所謂「ガールクラッシュ」的なムードもなく、まったく新しいMAMAMOOのスタイルがそこにあります。これについて昨日のショーケースでメンバーは、「ニューアルバムで柔らかく明るい感じを与えたかった。ガールクラッシュと呼ばれているのは嬉しい。そのイメージを捨ててはいない。捨てようとしたところで捨てられるものではないので、それをキープし続けるよりは、新しいイメージに挑戦したかった」と方向転換を図ったことの真意を伝えました。

メンバーはさらに「私たちが柔らかくなったというよりは、柔らかい音楽をやってみたかった。ガールクラッシュを完全に捨てたという意味ではない。既存のスタイルとは変わっているが、『MAMAMOOは他のもできるんだ』『MAMAMOOが成長した』といった反応があれば嬉しい」と、今後に向けての希望と抱負を語りました。






MAMAMOOはもはや「ガールクラッシュ」という小さな枠組みを超えた、もうワンステージ上のガールズグループに進化したようです。アルバムのリード曲とエンド曲にバラードを置けるのは、実力に対する自信がなければできることではありません。

外面的な音楽のスタイルが変わろうとも、MAMAMOOはMAMAMOO。形の変化に左右されない、不動の軸がグループにできたことを感じさせる、今回の新アルバム「Yellow Flower」でした。


마마무 (MAMAMOO) - 라이브원 (Live ONE) [Performance Compilation]

*お薦め曲「Rude Boy」は3:46からです




Posted in  on 3/08/2018 by TEN |  

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