Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2017-07-29

ELRIS、清純系の濃縮還元ソング「My Star」MV公開!1曲で6つのガールズグループが楽しめる?



「K-POPスター6」で話題を呼んだキム・ソヒを軸として、今年6月1日に「WE,first」でデビューした新人ガールズグループELRIS(エリス)が、アルバム曲「My Star」のミュージックビデオを公開しました。

植物園のようなスペースに設置された定点カメラを前に、ELRISのメンバーたちはキュートで愛らしいダンスと愛嬌を見せています。今までELRISは何度か観ても特に何も感じませんでしたが、なぜだかこの映像はビビッときました。楽曲や衣装の違いでしょうか?

「My Star」はLOVELYZの「Candy Jelly Love」を思わせるイントロに始まり、Apinkの「No No No」のような頭サビを経て、GFRIENDの「今日から私たちは」のようなAメロへと展開しています。またポイントで少女時代の「まためぐり会えた世界」のようなフレーズも現れ、あたかも作曲ソフトに「清純系」と入力して出来上がった曲であるかのようです。

それでも安っぽくならないのは、キム・ソヒを始めとするメンバーのボーカルがしっかりしているからで、今後の展開次第では大物に化けそうなポテンシャルを感じさせます。思えばApinkもGFRIENDもただの清純系ではなく、その気になれば何でもやれる実力がありながら、あえて清純系に徹するところに価値があり、成功の秘密があると思います。















「My Star」は作曲家のフクテとユン・ジョンソンの共作で、2人はLovelyzの「Bebe」の作曲にも関わっているようです。さらにフクテはLovelyzの「For You」やGFRIENDの「My Buddy」「Someday」などを手がけています。

また、ユン・ジョンソンは少女時代の「あの夏(0805)」やApink「To Us」なども作曲しているようで、通りで「My Star」にはそうした作風のムードが漂っているはずです。ただ、Apinkプロデューサーのシンサドンホレンイや、GFRIENDのイギ&ヨンべはタッチしていません。













ELRISを初めて観た時、なんて今月の少女1/3なんだろう…と思いましたが、それもそのはず、デビュー曲「WE,first」は今月の少女関連の作曲を多く手掛けるMonotreeのファンヒョン作。頭サビでは*例のコード進行も飛び出し、ファンヒョンワールド全開です。

それにどことなく、ソヒが今月の少女のヒジンに似てる?
思い返せばソヒがK-POPスターで話題の頃、「練習生なのにこんなすごい子がいる」として記事を書いたことがありました。ですが、その時のイメージとELRISのコンセプトがあまりに遠く、しばらく頭の中で両者がつながりませんでした。

ソヒは歌、ダンスともに優れ、たたずまいにもオーラがあります。ELRISがソヒを中心に活動するのは当然のことだと思います。しかし、よく知ればほかのメンバーもまた、それぞれの魅力を秘めていそうです。

*例のコード進行 …ファンヒョンがほとんどの自作曲で必ず使用するコード進行。Key-C なら、C / Am7 / Bm7-5 / E7 / Am という進行で、80年代に日本の作曲家 林哲司が原田知世や菊池桃子などの楽曲で多用したことでも知られる。





ELRISの映像集

グループ名ELRIS(エリス)はルイス・キャロルの童話「不思議の国のアリス」をモチーフとしています。
既存の​​ストーリーに新たなストーリーを付与し、アルバムごとに成長していく姿を見せたいという意味が込められています。


ユギョン


キム・ソヒ


カリン


へソン


ベラ


WE,first


My Star


So Hot (Wonder Girls cover)


ソヒはApinkのボミをリスペクトしているそうです





Posted in  on 7/29/2017 by TEN |  

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