Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2018-10-31

【IZ*ONE】これは意外!? ショーコン前売り状況と「ラビアンローズ」のメロン(音源サイト)利用者データから、男性よりも女性ファンが多いことが明らかに


IZ*ONEに関して、意外ともとれる興味深いデータが上がってきました。

31日、韓国のコミュニティサイトで、IZ*ONEのファン層を示すデータが公開されました。対象になっているのは29日に開催されたショーコンの前売り状況と、デビュー曲「ラビアンローズ」のメロン(音源サイト)利用者のデータです。

いずれも、およそ6:4の割合で、男性より女性ファンの方が数で上回っています。AKB48、HKT48の日本人メンバーがいるだけに、男性ファンの比率が高いと思われましたが実際は違うようです。

【IZ*ONE ショーコンの前売り状況】


男性46.6%に対し、女性53.4%。
世代では20代が53.2%と圧倒的です。



【「ラビアンローズ」メロン利用者の割合】


男性41.4%に対し、女性58.6%。
こちらも20代が39%で最も多いです。


女性の比率に目を向けると、まだ「ラビアンローズ」が明かされていなかった、ショーコン前売り時点で53.4%だったのが、MV公開と音源リリース後には58.6%に大きく数字を伸ばしているのがわかります。

これは「ラビアンローズ」のコンセプトが、典型的なK-POPのガールクラッシュ系なことが大きいと言えます。「ラビアンローズ」は元WonderGirls ソンミや、グループなら(G)I-DLEなどが似合いそうな曲です。こういうタイプの曲を、まさかIZ*ONEがデビュー曲にするとは、ほとんどのファンが思わなかったことでしょう。


私はTWICEのような元気でチャーミングなカラーポップを予想していました。しかし、そうすると同じ事務所のfromis_9「Love Bomb」と被ってしまうということがあります。かと言って、いわゆる清純系ではファン層が限られてしまう。

そこで残された選択肢として、「ラビアンローズ」のガールクラッシュに定まったのではないかと韓国ファンは考えているようです。こうしたタイプの曲はYouTubeの再生回数も伸びます。英語圏を中心とした海外ファンの反応がいいからです。


実際、「ラビアンローズ」のYouTube再生回数は大変なことになっていて、公開24時間で450万再生を超えました。これは過去のStray Kidsの記録427万回を抜いて、K-POPのデビューグループの最多記録を更新しています。男性グループ優位のK-POPにあって刮目すべきことです。

思えばTWICEも最初は女性ファンの方が多数でした。それが男女イーブンになり始めたのが「CHEER UP」からでした。今後、IZ*ONEのファン層が、どのような比率の変化を見せていくかも気になるところです。





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