10日午後、AKB48として最後の握手会日程を終えた高橋朱里が、金浦国際空港を通じて韓国入りしました。
高橋朱里は4月からすでに、韓国の芸能事務所Woollimエンターテインメントで、新人ガールズグループの準備に入っていると見られており、今回の握手会はAKBで行う本当に最後の仕事となりました。
韓国の芸能コミュニティには、高橋朱里の入国後に「卵が来た」というタイトルのスレッドが立ち、IZ*ONEやTWICEでも平均閲覧数が1,500~2,000のところ、4,700を超す閲覧がありました。「卵が来た」だけで、一体何のニュースなのか韓国ファンにはわかっているようです(私もそうでしたが…)。
ところで、入国した5月10日という日は高橋朱里にとって、大きなターニングポイントになった日でもありました。
(EVERGLOW キム・シヒョンと高橋朱里)
ちょうど1年前の2018年5月10日午後、ソウル市麻浦区上岩洞CJ E&Mセンター広場で、Mnet「PRODUCE48」の参加者96人の少女たちの、ゲリラファンミーティングが開かれました。それまで漠然としたイメージしかなかった「PRODUCE48」の実態が初めて目に見える形で明かされ、参加者たちの顔がはっきりとファンの前に披露された日でした。
この時、現在のIZ*ONEや高橋朱里、竹内美宥の状況を誰が予想できたでしょうか?何より、AKB48を離れて韓国で活動することになった本人たち自身が、まったく考えもしていなかったに違いありません。
このゲリラファンミは2~3日前から韓国コミュニティで密かな話題となっていて、「多分行われるんじゃないか?いや違う?」とファンが予想をし合っていました。ですから実際にゲリラファンミの映像や画像が届いた時には「ホントだったんだ」と興奮したのを思い出します。「PRODUCE48」で最もときめいた瞬間だったかもしれません。
ここから1年が過ぎ、いよいよ高橋朱里、竹内美宥が本格的な韓国活動へと突入していきます。AKB48から韓国の芸能事務所に完全移籍という、前例のない試みに挑戦する2人は、本当の意味でのチャレンジャーだと思います。
その挑戦がうまくいくことを願って、今後も2人の韓国での状況を随時お伝えしていきたいと思います。