2020-02-15

JYP X SONY MUSICの「Nizi Project」第4話放送、JYP練習生 山口真子の圧巻のダンスが感動を呼ぶ…新井彩花はスター性が評価される


2月14日、JYP X SONY MUSICのガールズグループオーディション番組「Nizi Project」の第4話が放送されました。

今週も引き続き、選ばれた26人の練習生たちによる、4泊5日の合宿トレーニングの模様が公開されました。今回は合宿2日目の「ダンスレベルテスト」です。

JYP練習生の山口真子、そして新井彩花の2人がこの日の放送の軸でした。また、この2人の人選こそが、パク・ジニョン代表のセンス、JYPという事務所の強さの秘密、さらには「なぜ最強ガールズグループTWICEはJYPから生まれたのか?」を読み解く鍵にもなっています。


最初に登場したのは、日韓のハーフで15歳のユナ。彼女はJYP練習生として2年8か月を過ごしてきました。


子どものころから芸能界で活動してきた彼女が披露したダンスは力強く、他の練習生たちも高く評価していました。しかし、パク・ジニョン代表は「ダンスが切迫して見える。ユナさんの表情が見えない」と評価しました。


彼女は小さいころから芸能界で活動してきたため、表情までが練習してきたように見えてナチュラルじゃない、これが芸能界生活の短所だと代表は伝えました。



新井彩花は地方予選の時から目立つビジュアルで、アイドル性の高さは抜きん出たものがあります。日本のアイドルグループなら、即センター候補でしょう。


代表は彼女に関して、実力ではなくスター性で合格させたとハッキリ伝えました。


ここにこそ、代表のセンス、そしてTWICEはなぜJYPから生まれたのか?の理由を解く鍵があります。パク・ジニョン代表は日本の「Kawaii」「萌え」といた特有のアイドル文化を分かっている人です。だから2PMを生み、TWICEを大成功させることができました。

一般に、K-POPの制作者は実力や技術、美貌は見抜けても、可愛さや技術を超えた魅力、言葉にならない「萌え」の感覚は理解できていません。これは日本人特有です。海外には「可愛い」「萌え」がまったくわからない国も少なくはありません。


その点、代表はそれらを日本人のように理解しています。さらにそれに加えてK-POP的な実力、技術、美しさを見抜く目も持っています。両方の感覚を持っている人はそうはいません。だからJYPなのです、だからTWICEはJYPから生まれたのです。偶然ではありません。必然です。

新井彩花は地方予選の時に比べ、彼女としてはかなりダンスのレベルを上げてきました。代表はそこも評価して、彼女の今後の成長に期待を寄せました。



そして、新井彩花とは対極にあったのが、JYP練習生の山口真子です。

ダンステストで彼女は、難易度の高い2PMの「I’ll Be Back」を披露。そのすばらしさに代表は涙し、JYPのダンストレーナー陣をもうならせました。


山口真子は毎朝のように体重を量ると言い、ストレッチ、有酸素運動、筋トレなどのメニューをひと通りこなして、自分がベストな状態をキープしていることを明かしました。


そうした自己管理の上に成り立つパフォーマンスは圧巻でした。そして何より、代表も褒めた彼女の人間性が、そのままダンスに表れ伝わってくるかのようでした。これまでの「Nizi Project」の放送の中で、山口真子のダンスは最も美しいシーンでした。



今回の「Nizi Project」4話では他に、元アイドルの池松里梨愛、花橋梨緒などのメンバーたちが登場しました。









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