最近、海外のK-POPファンの間で話題になっていることがあります。それはBig Hitエンターテインメントが2021年のデビューを目途に準備を進めている、事務所にとって最初のガールズグループのメンバー構成についてです。
Big Hitは8月、オンラインで2020年度の企業説明会を開きました。この席でパン・シヒョク代表は、「2021年にデビューする予定の新人グループを準備中だ。グローバルオーディションを通じて抜擢されたメンバーで構成されたグループになる」と述べました。
また「来年のデビューを目指して汗を流している。まだ多くのことを公開することはできないが、多彩な魅力を持っている少女たちが、1つのチームになるだろう」と強調しました。さらに「多国籍のメンバーたちと、優れた外国語の能力を持つメンバーたちがいる。超大型ガールズグループが誕生するだろう」とつけ加えました。
そして、新しいグループは代表を柱とするBig HitチームのプロデュースとGFRIENDを育てたSource Musicのノウハウ、元SMエンターテインメントのミン・ヒジンCBOのセンスが融合したものになると説明しました。
この説明会以後、元PRISTINのギョルギョン、イェハナ、ソンヨンと、PRODUCE48のホ・ユンジンの名が、Big Hit新ガールズグループのメンバー候補としてファンの間で急浮上しています。
4人が所属するPledisエンターテインメントは今年、BigHit傘下に入り、Source Musicと同じくBig Hitのレーベルのひとつになりました。新しいガールズグループに関して、Pledisの直接の関与は語られていませんが、レーベル間での練習生の移動はめずらしいことではないため、彼女たちが新グループに入ったとしてもおかしくはないとしています。
しかし、ギョルギョン、イェハナ、ソンヨンはすでにデビュー済みの上、現在はそれぞれの道に進んでいるため、新ガールズグループ入りの可能性は低いとの見方もあります。そこで期待の意味も込めて注目されているのが未デビューの練習生ホ・ユンジンです。
韓国系アメリカ人のホ・ユンジンは、PRODUCE48に参加する前はアメリカの学校でミュージカルを学んだ実力派で、ボーカル能力はPRODUCE48出演者の中でもトップクラスでした。また、ビジュアルもよく、才色兼備の逸材と言える練習生でした。
PRODUCE48では回を追うごとに順位を上げ、多くのファンから注目される存在でした。しかし、ポジション評価ステージでメインボーカルにこだわった結果、それ以上の支持が得られず残念ながら途中で脱落していました。
しかし、その後もユンジンの歌の実力に対する評価が揺らぐことはなく、番組終了から2年が経過した今でも、ユンジンのデビューを望む声は世界中から聴こえています。
昨年12月のハンリムの期末公演「Feel Special」カバー動画はファンの語り草になっていて、ユンジンの変わらない魅力を伝えています。
昨年8月に公開されたこの動画でユンジンは、堪能な英語力を示しています。「多国籍のメンバーたちと、優れた外国語の能力を持つメンバーたちがいる」とするパン・シヒョク代表の言葉にもイメージ的に合致します。
Big Hit初のガールズグループは、グローバルオーディションを通じて抜擢されたメンバーで構成されるといいます。今年は日本でもBig Hitの女性オーディションが行われました。
こうした様々な場から人材が集められる可能性がある、最初のガールズグループのメンバーとして、ホ・ユンジンが名を連ねることを期待するファンは少なくありません。