今年一番とも言えるとんでもない情報が入ってきました。
今月の少女（LOONA）の統括プロデューサーとして知られるJaden Jeongことチョン・ビョンギ氏が、2021年に韓・日・中の新ガールズグループを立ち上げるとのこと。しかもメンバーの中にはIZ*ONEのカン・へウォンが入るかもしれないという仰天情報です。
12日、「韓国日報」は以下のようなニュースを報じました。
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ボーイズグループOnlyOneOfが所属する芸能事務所RSVPが、8D Entertainmentに社名を変更し、新しい出発をする。
8D Entertainmentは12日、「RSVPの社名を『8D Entertainment』に変更して、新たに跳躍する」と明らかにした。
8D Entertainmentに社名を変更したRSVPは、ボーイズグループOnlyOneOfが所属する総合エンターテインメント企業で、これまで可能性のある優れたアーティストを発掘し、アルバム制作、公演事業を拡大してきた。
8D Entertainmentは今回の社名変更により、マネジメント事業にさらに集中し、より体系的なシステムを構築し、国内はもちろん、海外市場でアーティストが活躍できる強固な基盤を用意する予定である。
また、様々なK-POPグループやアーティストのA＆Rを務めるJaden Jeongプロデューサーの陣頭指揮の下、様々な領域のプロジェクトを進行しながら、グローバルな成長の勢いを作って行くという覚悟だ。特に、来年ローンチ予定のサブスクリプション型のガールズグループは、すでに日本と中国の合弁で最後の準備に拍車をかけている。
これと共にガールズグループIZ*ONEメンバーのカン・へウォンが所属している8D Creativeも、8D Entertainmentに統合運営される予定である。
8D Entertainmentのパク・チウォン代表取締役は、「エンターテインメント業界で長年の経験と実力を備えた実務と、構築した戦略的なマネジメントシステムをベースに、K-POPの中心に立つアイドルグループを発掘し、所属アーティストたちが力を最大限に発揮できるように積極的に支援する計画だ」と伝えた。
https://entertain.v.daum.net/v/20201112100413134
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つまり整理すると以下のようになります。
・OnlyOneOfが所属する芸能事務所RSVPが、8D Entertainmentに社名を変更
・Jaden Jeongプロデューサーの陣頭指揮の下、様々な領域のプロジェクトを進行
・来年ローンチ予定のサブスク型のガールズグループは日本と中国の合弁プロジェクト
・IZ*ONE カン・へウォンが所属の8D Creativeも8D Entertainmentに統合運営される
ここで、Jaden Jeongことチョン・ビョンギ氏について今一度お話しすると、最初は有名音楽ブロガーだったのをパク・ジニョン代表がスカウトして、JYPエンターテインメントの創立に参加しました（創立メンバーにはBigHitパン・シヒョク氏も）。
ビョンギ氏はJYPで2PM、miss Aなどを担当しました。「アジアNo.1 野獣アイドル」の触れ込みの2PMが日本デビューするにあたり、「それでは通用しない」と日本向けにソフトにイメチェンしたのはビョンギ氏です。
その後、JYPからWoollimに移ったビョンギ氏は、そこでINFINITEとLOVELYZを生み出しました。ですから2PMとINFINITEは氏を父に持つ「異母兄弟」とも言われています。
またLOVELYZはのちに今月の少女で実行する、メンバーをまずひとりずつデビューさせ、最後に完全体を公開するというプランの実験場でもありました。BabySoul、ジエ、JINと順番にソロデビューから始まったのはその一端です。
2015年、名作「Ah-Choo」を含むアルバム「Lovelyz8」の出来栄えに満足したビョンギ氏はWoollimを去り、いよいよ2016年から長年構想を温めてきた「今月の少女プロジェクト」に着手します。
2016年10月のヒジンに始まり、2年近くをかけて各メンバーとサブユニットを発表した末、2018年8月についに完全体の今月の少女がデビューしました。しかし、翌年初頭のタイトル曲「Butterfly」を最後に、ビョンギ氏は制作上の意見の違いから、今月の少女と所属事務所BlockberryCreativeを去りました。おそらく2019年の中頃のことです。
その後はRSVPのボーイズグループOnlyOneOfのプロデュースに全力を注いできました。OnlyOneOfはコンセプトにおいてはLOONAの男性版ともいえる、独特な世界観を持っています。
来年ローンチ予定のビョンギ氏が手がける"サブスクリプション型"のガールズグループとは、一体どのようなものでしょうか？ 料金がサブスクなのか、それともメンバーがサブスクなのでしょうか？
また、RSVP（8D Entertainment）はなぜ、カン・へウォンの8D Creativeを統合したのでしょうか？ へウォンは仮に来年4月で規定通りIZ*ONEが解散した場合、今のところ受け皿になるガールズグループもなく、身の振り方が案じられるメンバーのひとりでした。
ですが、記事の通りに8D Creativeが8D Entertainmentに統合されるなら、当然、ビョンギ氏が手がける新ガールズグループからへウォンが求められる可能性があります。これらはただの偶然でしょうか？
いずれにしてもビョンギ氏が、今月の少女プロジェクトを離脱したのは不本意で、まだやり遂げていない構想があるはずです。それを来年ローンチの新ガールズグループにどう引き継ぐのか？ また、その構想の中のメンバーとして、カン・へウォンの姿はあるのか？
様々な意味で興味深いことが多い今回の情報です。
