NewJeansが日本のファンにはうれしいスペシャル映像を公開しました。
ADORミン・ヒジンCEOが統括プロデュースするガールズグループNewJeansが29日、デビューアルバム収録曲「Hurt」の250 Remixを公開しました。
このMVの特徴はオール日本ロケであること。背景には名鉄も登場することから、12月13日に「AAA2022」が開催された名古屋のガイシホール周辺で撮影されたと考えられます。またこの映像はNewJeansが日本のテレビ初登場の夜に公開されたので、日本のファンに向けたプレゼントの意味合いもあるかもしれません。
(名古屋・ガイシホール周辺地図~名鉄、川がポイントです)
「Hurt」(250 Remix) はアレンジがユニーク。まるで70年代の日本のフォークソングのような、ギターの3フィンガー奏法をバックに素朴な音楽が流れていきます。後半には「神田川」のようなトレモロまで聴こえてきて面白いです。
レトロなフォーク調のリミックスは、あまり聴いた覚えがありません。こういうところがNewJeansならではで個性的です。
少しフィルターがかかった4:3の映像も音楽同様にレトロでノスタルジック。まるで70年代日本のような感覚に誘われます。ポプコンとかコッキーポップの時代のムードです。(メンバーのビジュアルは90年代感もあるので、絶対的な年代の縛りというよりは、漠然としたレトロな日本の雰囲気と言った方がいいかもしれません)
そういえば、「Ditto」MVでメンバーが着ている制服も、韓国というより日本の女子学生の制服みたいだという声もありました。何かつながりがあるのでしょうか…。
NewJeansはこれまでK-POPが築いてきたティザーとか再生回数重視といった慣例にとらわれない、自由で新しい在り方を切り開いています。
「Hurt」(250 Remix) の音楽と映像もNewJeansでしかあり得ないスタイルが魅力です。次は何を見せてくれるのかという期待感が常にあります。
(下の動画がオリジナルの「Hurt」。聴き比べると全然違います)