11月23日に日本オリジナル曲「POPPY」と「ASAP」のジャパニーズバージョンを収録した、日本デビューシングルをリリースするSTAYC。
11月17日0時にはYouTubeで「POPPY」のミュージックビデオも公開され、21日には日本で初のショーケース<STAYC Japan Debut Showcase~Star To A Young Culture~>が開催されます。
「POPPY」は韓国でヒットしたタイトル曲のジャパニーズバージョンではなく、日本デビューのために所属事務所代表のブラックアイドピルスンを中心とした、STAYCの楽曲制作チームが集結した渾身のナンバー。
昨今はK-POPガールズグループの日本オリジナル曲のレベルが格段に上がっているとは言え、「POPPY」は初期のTWICEをプロデュースした、ブラックアイドピルスンの絶頂期に通じるものが感じられ、サビも覚えやすく日本の最初のシングルとして文句なしの出来栄えになっています。
コード進行などの曲の基本スタイルは、2ndシングル「ASAP」を思わせるものの、それよりずっと覚えやすくメロディアスで、TWICEの「Cheer Up」「TT」などを作ったブラックアイドピルスンのメロディーメイカーとしての本領が発揮されています。私は今までのSTAYCのタイトル曲の中で「POPPY」が最も好きです。
「POPPY」はコードの運びがお洒落なため、メロディアスでも野暮ったくならず、親しみやすさと洗練度を併せ持つ理想的なポップソングになっています。
STAYCは第4世代と呼ばれるガールズグループの中で、特に高い歌唱力で知られています。こうしたタイプのグループは10年ぐらい前のK-POPには多くいましたが、段々と数が少なくなっている気がします。
K-POPならではのボーカルクオリティの高さを継承するSTAYCが、これを機に日本でも更に認知度を上げていったらいいです。