Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2022-11-26

【tripleS】日本人メンバーのKaede (カエデ) を含む10人完全体のデビューを発表! タイトル曲はマスター (ファン) が、8曲の候補曲から投票で決定


今回のSIGNALは一度に3つぐらいの新情報が出てきました。

いずれも今後のtripleSの活動に関わる重大事項ばかりです。一度、整理してみます。


まずひとつ目は、tripleSが現時点での10人完全体として、タイトル曲をリリースすることが発表されました。

完全体は毎年、1年が終わり新年に入れ替わるごとに自然発生 (?)するとのこと。今年は10人ですが、来年はさらに増える可能性があります。

先日公開された日本人メンバーのカエデを含めて、現時点でS9 (9人)ですから、10人にはもうひとり必要になります。


ふたつ目の新情報は、初の完全体のタイトル曲を、マスター (ファン)が直接選ぶというシステムです。ジャンルが違う候補曲が8曲用意され、マスターはそこから1週間 (12/1~12/7) をかけて1曲をタイトル曲に選びます。

K-POPガールズグループのアルバムを聴いていると、タイトル曲より収録曲の方が良いケースが多々あるので、複数のマスターが投票で決めるシステムは、"ファンが求める"良い曲を逃さない意味でも画期的で望ましい形だと思います。

過去にはKARAがタイトル曲「Wanna」でカムバックしたところ、ファンの間から「アルバム収録曲の"Mr."の方が絶対良い」との声が多数湧き起こり、事務所がそれに押されて急遽、タイトル曲を「Mr.」に差し替えたということがあります。

その後のKARAの成功は多くの人々が知る通りです。


3つ目は10人目となるメンバーが早速登場したことです。顔と名前は伏せられたままでしたが、小学3年生から練習生生活を送ってきたという事実や、今年の2月から小さなsとしてひとりで練習してきたエピソードが明かされ目を引きました。

ですから、S10に選ばれ「おめでとうございます」と声をかけられると、彼女はうれしさで思わず泣きだしてしまいました。カエデとS10の2人は、とりあえずはユニット活動を経ずに、いきなり完全体(現時点の)でのデビューになりそうです。


tripleSの場合、個々のユニットの成功や存続よりも、様々なメンバーの組み合わせにより生まれる多彩なケミストリーを楽しむことが目的のようです。ですから過去の慣例にとらわれずに、とにかく生まれてくるものを楽しんでしまう姿勢が良いようです。

個人的には10人完全体のタイトル曲として、マスターはどのような曲を選ぶのかがとても楽しみで興味深いです。もしこれが上手くいけば、tripleS以外の外部にもこの試みが広がっていくかもしれません。




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